字源の謎を解く (イースト新書Q)

著者 :
  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781680446

作品紹介・あらすじ

毒」のなかになぜ「母」がいるのか? 知れば誰かに教えたくなる、意外すぎるあの漢字の成り立ち

日本人が日常生活のなかで使っている漢字は2000~3000字程度といわれ、「常用漢字」では現在2136字が選定されている。このように私たちはふだん多くの漢字と接しているにもかかわらず、たとえば「毒」という字を前にして、どうして「毒」のなかに「母」がいるのか、といったことをいったん考えてみると、じつはよくわからないことが多い。本書では1頁に付き1つの漢字を取り上げ、その字源(成り立ち)について謎解きを試みた。

第1章 「寒」の下部の2つの点は何なのか ア行~カ行
第2章 「道」になぜ「首」があるのか サ行~タ行
第3章 「暮」になぜ「日」が2つもあるのか ナ行〜ワ行

感想・レビュー・書評

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  • 978-4-7816-8044-6
    C0281¥800E

    字源の謎を解く

    2018年5月20日 初版第1刷発行
    著者:北嶋廣敏(きたじま ひろとし)
      
    発行所:株式会社イーストプレス

  • 読書記録です。

    知れば誰かに教えたくなる、とおびにありましたが、難しすぎて教えられない「みなもと」が多すぎる!
    漢字一文字の字源なので、やはり中国の故事や習わし関係が多く、意外すぎて現在の漢字(意味)の使い方とは程遠くて…漢字がニガテな子に、漢字そのものの意味がわかれば思い出しやすいかな~と思って読んでみたけど、私のとっても難しすぎました。

  • これも決定的な証拠が出ることはほとんどないだろうから、諸説あるのは最後までミステリーのまま終わるのだろうなと思うと、嬉しくもあり悲しくもあり。

    大きく拠っている白川説って、今では結構否定されているんじゃないかったっけ?

  • 言葉遊びが好きなのでこういった漢字の字源を知るというのもとても興味深かったです。

    なるほどと思えるものよりも意外だな、と思うものが多かったです。

    漢字の成り立ちというのは面白いですね。

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著者プロフィール

北嶋廣敏(きたじま・ひろとし)

文筆家。福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。短歌・美術の評論でデビュー。古今東西のさまざまな文献に精通した博覧強記の読書人。面白くてためになる雑学系の著書は多くのファンを魅了している。
主な著書に、『林檎学大全』(アディン書房)、『塚本邦雄論』(六法出版社)、『画家と自画像』(泰流社)などの評論のほか、『知識ゼロからの大江戸入門』(幻冬舎)、『「右」と「左」の面白ネタ事典』(PHP研究所)、『日本の「初!」雑学事典』(三笠書房)、『雑学帝王500』(中経出版)などの多数の雑学書がある。

「2017年 『さらっとドヤ顔できる 草花の雑学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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