押しかけ騎士は我慢しない (ソーニャ文庫)

著者 :
  • イースト・プレス
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781695822

作品紹介・あらすじ

食堂「黒屋」の四代目主人アデリナは、酔っ払いに絡まれていたところを、貴族の青年ディートハルトに助けられる。アデリナよりも六つ年下の彼は、大人びた見た目とは裏腹に、子どもみたいにあまえたがり。そしてなぜかアデリナを気に入り「黒屋」の用心棒になると言い、勝手に居候を決めてしまう。彼の強引な愛撫と逞しい身体に溺れていくアデリナ。いつしか彼が隣にいることが当たり前になっていた。だがそんな矢先、ディートハルトは姿を消してしまい…!?

感想・レビュー・書評

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  • (笑)(笑)(笑)ありえなさすぎる残念なヒーローでした(((^_^;)ヒーロー目線もヒロイン目線も堪えきれず…………お兄ちゃん目線で読ませていただきました(^^;お兄ちゃんの頭を抱える気持ちが一番理解できました(;´д`)愛情が深いお兄ちゃん達で良かったわ…………(^^;

  • ※※備忘録として利用しているので、ネタバレです。
    小説を読んでいない方はご注意下さい。

    ヒーロー:子爵で修業のため傭兵の見習いをしつつ旅をしていた、全然人の気持ちが分からないところにホラー要素あり(ソーニャらしさ?)イケメン
    ヒロイン:食堂店主、庶民
    年下のヒーローに一目惚れされ、猛アタックをされる。
    イケメンにアタックされ、すぐに考えることを放棄。
    下半身に思考を乗っ取られている??

    流行っている食堂を乗っ取りたく、いろいろするのだけど、
    貴族を手にかける程??と不自然さもあり。

    ヒーローも黒幕も、すぐに殺そうとするところはギャクなのか?

    年下からの猛アタックは王道パターンはよくあるが、
    ヒーローの内面描写が彼女が好きとか言うより、気に入ったおもちゃを手に入れるようなかんじで怖い。
    しかも共感能力もないに等しいくらい低いような。

    噛み跡を残す描写もあるが、それもイラストと相まって怖い。

  • 甘え上手の末っ子気質も、ここまで来るとおそろしい。

    この作家さんらしい、ちょっと頭のネジが飛んでるヒーローがとても魅力的でした。
    年上のヒロインに対して甘えて拗ねて攻めまくる!そして手が早い!
    結局一週間程度でお話が終わっていました。すごい。
    惜しむらくはソーニャらしさがちょっと物足りないのと、挿絵がイメージに合わないことでしょうか。でもどちらも大した問題ではないくらい楽しみました。

  • 【ネタばれ感想注意】

    作家さん買いです。

    両親亡き後、行き遅れになりながら店主として食堂を経営する24歳ヒロインと、貴族だけどヒロインに一目惚れし押しかけ用心棒となった18歳ヒーローとの年齢&身分差ラブストーリーです。

    年下ヒーローで、年齢差6歳のカップルです。

    ヒロインは1年前に助けてくれた顔も知らない男性に憧れており、同じくヒーローも1年前にヒロインを助けた時から忘れられない存在となっていて、偶然に再会を果たした2人は運命の恋に落ちます。

    …しかし、1年前もヒロインを助けてくれたのがヒーローだった事は結局、作品の中ではヒロインには明かされませんでしたが、その内分かるのではないかとその後の2人の物語を妄想しております(笑)。

    とにかく、ヒロインの母性本能をくすぐり、年下の甘え上手な面を出してグイグイと押したヒーローが凄かった(笑)!
    タイトル通りのお話でした。

    ヒロインの父親が通り魔に殺されたというサスペンス部分もあったので、あらすじにあった「(中略)だがそんな矢先、ディートハルトは姿を消してしまい・・・!?」というのが、もしかしてその事件に関係しているのかと思いきや、ヒーローの行動に危機感を覚えたヒーロー家族が軟禁したというものだったので、このあらすじの煽りは大袈裟というか、ちょっと肩すかしでした…。(^_^;)

    あと、47頁12行目に『王太子妃になった女性は、男爵家の養女となっていたから〜』の部分を読んで、同作者さんの『王太子の運命の鞭』のヒロインとヒーローの事かと思ったのですが、あとがきで特にその事については触れてなかったので勘違いだったようです。

    ソーニャらしかったのは、ヒーローの「邪魔な物は消しても良い」と考える子供の無邪気さの部分と、かなり壊れてたヒロイン叔父だったと思います。

    残念だったのは、挿絵のヒーローが18歳には見えなかった事でしょうか…。

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著者プロフィール



「2021年 『成り上がり陛下に閨の手解き(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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