凶愛に啼く獣 (ソーニャ文庫)

著者 : 宇奈月香

• イースト・プレス (2020年2月2日発売)

作品紹介・あらすじ

いやらしくて、綺麗で――穢したくなる

第一王子の妃候補に選ばれた嵐の夜。
伯爵令嬢エステルは義兄ジェラルドへの秘めた想いを遂げ身籠ってしまう。
侍女の策略でジェラルドから見放され、
激高した養父によって急遽、老富豪へ嫁がされて五年。
未亡人となり莫大な遺産を得たエステルは悪女と呼ばれるようになっていた。
そんなエステルの前に軍服を纏ったジェラルドが現れる。
ある事件の容疑者として地下倉庫に監禁されたエステルは
ジェラルドに清純な身体を執拗に嬲られ――。

傲岸不遜な軍人×貞淑な“悪女”、理性が灼き切れるほど獰猛な執愛。

感想・レビュー・書評

[♡♡♡さんの感想 · 2024年3月1日]

おもしろかったはおもしろかったけど、ヒーローが尋問という名目でやったことはあっさり流されて後半は「後悔してる。おまえを幸せにしたいんだ」ってのたまっていたのわりと白い目で見てた…。ええどの口が…。それでもやっちまったことの後悔に苛まれるヒーローは好きなのでそこらへんは楽しめたし、ストーリーも捻りがあっておもしろかったです。でも後半はお気持ち発表会。ヒーローの悔恨も溺愛も唐突だしいろいろと軽い…若干ダイジェストみたいに感じました。

[蜜柑さんの感想 · 2021年12月12日]

面白かったけど……色々地雷がありました(^^;;｡
子どもが死ぬのはキツいですね(>_<)
もうそれだけで涙がっっ‼︎(;_;)｡
そして人の話を聞かない思い込み鬼畜ヒーローはアウトっっ‼︎(ꐦ°᷄д°᷅)｡
真実を知って狂犬ヒーローが従順すぎる犬になったけど……本当に同じ人物とはおもえないわ（笑）【番外編】『獣の求婚』★3