江戸時代日本の家: 人々はどのような家に住んでいたか

著者 :
  • 相模書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784782411056

感想・レビュー・書評

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  • jpn 日本

  • まるごと「江戸時代の家」。武家・公家の家、農民の家、町人の家。色々な藩の記録から家のつくりを紹介している。武家屋敷や町家は時代劇や小説でも出てくるけど、農民の家を詳しく書いたものは読むのが初めてで面白かった。遺構や標本としては残っているけど、ちゃんと説明されているとよりわかりやすい。
    武士や町人を主人公にした小説はたくさんあるけど、農民を主人公にしたものも読んでみたいなあ。プロレタリアじゃなくて。若衆宿とか、面白そうじゃん!

  • タイトルの通り日本家屋の本である。どちらかというと江戸市中の家屋よりも他藩の家屋が多い。武家、公家、農民、町人の家の間取りがたくさん描かれていて見ていて楽しい。
    著者様が居住環境学の教授だからかもしれないが、少々専門的ではある。日本家屋を見てたまらなく胸キュンする人や、日本家屋の間取りをあれこれ想像するのが大好き!という人にはもってこいの本かもしれない。
    しかし東と西の武家屋敷の違い、垣根の地域性、屋内トイレの位置などは初めて知る事ができ、非常に為になった。

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著者プロフィール

昭和19年、神戸市生まれ、熊本県立大学名誉教授。九州大学大学院博士課程(建築学専攻)修了。工学博士。歴史は現在の問題から遡るべきという理念のもとに、古代から現代までの日本住宅と中国住宅、およびその暮らしの風景を研究している。 主著に、『日本の住まい その源流を探る』(相模書房)、『清閑の暮し』(草思社)、『武士の絵日記』(角川ソフイア文庫)などがある。

「2019年 『幕末下級武士の絵日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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