あなたの日本がもっと素敵になる。8つの和ハーブ物語〜忘れられた日本の宝物〜
- 産学社 (2015年4月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784782590027
作品紹介・あらすじ
日本人の生き方の歴史そのものであるともいえる「和ハーブ」の知られざるエピソードを、漢字一文字の8つのテーマにて読み解き、皆様にお伝えしていきます。
読み終わった時に、きっとあなたは日本の素晴らしさを再発見し、もっと好きになっているはず・・・。
感想・レビュー・書評
-
和ハーブ初心者向けの簡単で軽く読める本
日本がもっと素敵になる、そのとおりです。
西洋のハーブに負けない日本のハーブのことをもっと勉強したくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
籠バッグ作りなど、工芸品に関しては初めて見聞きすることもあったが、類似の本で読んだことがあるネタばかりだった。
和ハーブという概念を広めたいのだと思われるけれど、日本原産の植物あるいは日本で古来から使用されてきた植物をいちいち西洋のフルーツなどに例えるのが鬱陶しかった。 -
日本独自のハーブ文化(薬草文化と言わないところが新機軸らしい…。)を以下の8章に分けて解説した本。
・香
・酒
・浴
・紙
・茶
・粧
・食
・薬
簡単にわかりやすいエッセイ的な薬草本として読むと良いと思います。
内容はルポみたいな感じでした。
一部、話をきれいにまとめようとしているからか、歴史事実的には微妙な記述もあったけれど、少数説を取るにしても物語は美しいほうが良いというのも心と体さんを良い方向へ持って行くべきアロマやハーブの世界だと思うことにしました。
藍と紅花と紫根が日本三大色素であるとか、
エンジュ、柳、桃、桑、梶の五木と
ヨモギ、菖蒲、オオバコ、ハス、オナモミ、スイカズラ、クマツヅラ、ハコベの八草が
「五木八草湯」としてお風呂に入れられていたとか、
いろいろとお勉強になったよ。
ただ、和ハーブ協会については、まだちょっと未知数だし、民俗学や評論家以外のきちんとした医学的アドバイザーがいるのかもわからなかったので、しばらく傍観していようかと思います。 -
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00534081