基礎量子化学

  • 三共出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (123ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784782703953

作品紹介・あらすじ

本書の1章は、微粒子に対して古典力学が成り立たなくなり、新しい力学-量子力学-が必要となった背景を説明する。2章は、その量子力学の基礎についてシュレディンガー方程式を中心に解説する。シュレディンガー方程式が正確に解ける場合について、まず3章では、シュレディンガー方程式を並進、振動、回転運動について適応し簡単に解法と結果を説明する。次に4章では、水素原子についての取り扱いと多電子原子の電子配置について述べる。5章では、分子軌道法を簡単に説明し、二原子分子の電子配置、簡単な分子の形について触れる。6章では、π電子を取り扱う最も簡単な分子軌道法であるヒュッケル法について解説する。最後に7章で近似法として代表的な摂動論と変分法を一般的に説明する。

著者プロフィール

1970年奈良県生まれ。徳島大学総合科学部教授。1999年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。2002年博士(文学)学位取得。専門はフランス近代哲学、科学哲学。主な著書に『コンディヤックの思想――哲学と科学のはざまで』『人間科学の哲学――自由と創造性はどこへいくのか』(以上、勁草書房)、『認知哲学――心と脳のエピステモロジー』『コピペと言われないレポートの書き方教室――3つのステップ』(以上、新曜社)、『ひとは生命をどのように理解してきたか』(講談社選書メチエ)、『人をつなぐ 対話の技術』『語源から哲学がわかる事典』(以上、日本実業出版社)、『「大学改革」という病――学問の自由・財政基盤・競争主義から検証する』(明石書店)。翻訳書にコンディヤック『論理学――考える技術の初歩』(講談社学術文庫)。

「2022年 『「みんな違ってみんないい」のか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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