流れとよどみ―哲学断章

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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784782800157

感想・レビュー・書評

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  • これは文句なしにおもしろい。読みやすく、スリリングな思想。自我論・独我論、時間論、心身問題などなど、哲学入門としての「お役立ち」さもあると思う。、、、と言うと、筆者および関係者に叱られそうだけど。(200502)

  • 西洋の思想や日本の思想、などといった哲学ではなく、自分の生きている世界について直接自分の頭で考えたいと思う人にとっての準備の書となるでしょう。

  • 認識論を舞台に透徹なる思索を展開した哲学者大森荘蔵。朝日ジャーナル誌に連載されたエッセイを集成した書であるが、その思索の絶妙さには感服。真の知性とはかくも凄まじいものか!鏡は何故上下逆に写らない?過去は何処へ言ったか?赤いサングラスをかけると何故赤く見える?←何が謎か解らないでしょ?読んでごらん!!

  • 哲学と思想が違うということを知ることができる。大学入試にも使われる名著。

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著者プロフィール

1921~1997。岡山県生まれ。東京帝国大学理学部物理学科卒業、海軍技術中尉となる。哲学を学ぶため、戦後に同大学文学部哲学科に再入学。卒業後、数度のアメリカ留学を経て、東京大学教養学部教授、放送大学教授を歴任。時間、自我、知覚などにおいて独自の哲学をうちたて、多くの後進に影響を与えた。

「2021年 『新視覚新論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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