真理を求める人間: アロステリックタンパク質の発見から認知神経科学へ

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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784782801567

感想・レビュー・書評

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  • 訳があまりに直訳で日本語としてスムーズに読めない。

    例 段落の最初の文
    「私たちが、実際に私たちの科学的な知識に依拠しながら数世紀前から築き上げてきた大いに洗練された世界は、現実には、外界の出来事や対象と私たちの脳によって作り出される内的な状態である思考の対象とのあいだに存在しうる照応関係や「一致」を物語っている。」

    まぁこういうのは、もともとの原文も意味不明的典型哲学的難解的絶対矛盾的自己同一なのかも知れませんが(てきとう)。

    誤訳もあって、例えば
    saline = 生理食塩水
    を「サリン」って訳していたり。食塩水が猛毒神経ガスになっている…訳者が内容を理解していないのは明白。
    作者にも失礼でしょう。

    しかも高価。じっさい、文の意味を理解するのはかなり大変。

    しかし内容は、やはりシャンジューの見識の広さと深さ、知識の広さ、量、新しさはすごいし、おもしろい。

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