吉本隆明論考: 了解を基礎づけるもの (昭和のクリティック)

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  • 思潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783715030

作品紹介・あらすじ

人と人とがするとはどのようなことか。戦後が生んだ最大の思想家・吉本隆明の『言語にとって美とはなにか。』『共同幻想論』から『ハイイメージ論』までの原理論的な思索営為の探究を手がかりに、人間の関係の構造を切開する。マルクス、ソシュール、フーコー、鮎川信夫、柄谷行人らの思想との照応のうちに、吉本思想の独自性を解明し、新しい幻想論の地平を提示。「現代詩手帖」連載と書き下し論考250枚を加え500枚の長篇論考。

著者プロフィール

1947年1月、岩手県生まれ。東京大学教養学部教養学科フランス分科卒。文芸評論家。
2011年、『小林秀雄の昭和』で第2回鮎川信夫賞を、2020年、『終わりなき漱石』で
第22回小野十三郎賞を受賞。その他の著書に『日々、フェイスブック』『吉本隆明論考』
『二十一世紀の戦争』『大審問官の政治学』『希望のエートス3・11以後』『日本国憲法と本土決戦』『「帰って来た者」の言葉』など多数。

「2022年 『戦争とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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