アイラブユーゴ1 (自主管理社会趣味1)

著者 : 鈴木健太 亀田真澄 百瀬亮司 山崎信一

• 社会評論社 (2014年8月12日発売)

感想・レビュー・書評

[探耽(たんたん)さんの感想 · 2020年9月11日]

今は亡きユーゴスラヴィアについて、マニアックに紹介するシリーズの第1巻です。
この大人編では歴史や政治を中心に綴られています。
馴染みの薄い旧ユーゴスラヴィアを深みまで掘り下げ、“ユーゴノスタルジー”溢れる“自主管理社会”を心行くまで味わえます。
硬派な内容ですが、多くの写真と軽快な筆致が理解を助けます。
存在期間が短いために文明とは呼べませんが、一際輝いていた国・集団であることに違いありません。
2巻にも期待します。

[ぽどれちさんの感想 · 2016年1月27日]

jugonostalgija

[gomaknihaさんの感想 · 2016年1月24日]

ユーゴスラヴィアをノスタルジックに振り返る「アイラブユーゴ」シリーズの第1巻。豊富な写真や軽快な語り口ですが、その一方できちんとした情報も与えてくれます。
自分も含めて、何となくユーゴのことが気になる、という人にはぴったりの1冊なように思います。あのあたりに旅行に行く前に読んでもよさそうです。2巻以降を読むのも楽しみです。

[りらっくまさんの感想 · 2014年12月23日]

ユーゴ紛争から十数年、ユーゴの再評価。

著者プロフィール

1980年生れ，
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士（学術）。
現在，神田外語大学グローバル・リベラルアーツ学部講師。
主著・論文：『東欧地域研究の現在』（共著），『アイラブユーゴ』（共著）他

「2022年 『ユーゴスラヴィア解体とナショナリズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」