世界ナンバ-2列伝: 史上最強補佐役・宰相・顧問・右腕・番頭・黒幕・参謀

著者 :
  • 社会評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784511174

作品紹介・あらすじ

サブリーダー武勇伝!序列2位ヒーロー大全!国の主を祭り上げ、実権を握って、進むべき国の針路を切り開いた、歴史のもう一人の主人公達。国家元首じゃないのに国を導いた、歴史の名脇役達76人。

感想・レビュー・書評

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  • 自分が無知なのだけれど、日本人以外の登場人物に関して
    ナンバー1についてすら知らない人が多かったので。。。

    その人物について知っている前提で語られるので、辛い。
    かと言って、これを機に調べよう、となる程人となりが紹介されているわけでもないので、魅力を伝えきれていない感が否めず。
    どんな人なのか、ちょこっとでも説明があれば。。。

    よって、日本人とコラムが面白かった。
    (といっても日本人70人中10人未満。。)

    ビクトリア女王の補佐役ディズレーリの
    「私はけっして否定しません。反駁も一切しません。ただ、ときどき忘れるだけです。」
    ナルホド。。。

  • 古今東西の元首やリーダーとナンバー2を紹介した本。ページ数に比べて紹介人数を詰め込み過ぎて、個々の記事が寂し過ぎる。例えばオクセンシェルナで、グスタフ=アドルフ死後の活躍に触れていないなど物足りない。

  • タイトルの通り、リーダーのもとで補佐、参謀、後ろ盾となって支えた歴史上の人物を紹介したもの。古代ローマや古代中国から近代日本まで、政治、軍事、経済の面で活躍したNo.2 の生き方、考え方、そしてリーダーとの決別、晩年の様子が手短にまとまっている。一人一人のストーリーがもっと詳細に語られると良かったが、それは個別の伝記を読むしかない。ただ、リーダーと違ってNo.2 の業績が後世まで語られることはあまり無い。これはその力を恐れたNo.1 が歴史を抹消しているケースが多いということも。

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著者プロフィール

大阪府出身。京都大学法学部卒。華々しい英雄伝が好きですが、裏話的なテーマも、人物の個性をあぶり出してくれるので、割と嗜みます。著書に『世界ナンバー2列伝』(社会評論社)など。

「2016年 『童貞の世界史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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