弁護士の就職と転職: 弁護士ヘッドハンタ-が語る25の経験則

著者 :
  • 商事法務
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785714963

作品紹介・あらすじ

「司法試験合格」の先にあなたが遭遇する世界。法学部生、法科大学院生、ビジネス弁護士必携。

感想・レビュー・書評

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  • 弁護士のキャリア戦略と転職のベストタイミングについて書いてある
    日本でこのとおりになるかどうかはわからないと思っていただ、弁護士の人数が増えるに連れ、この本のとおりになってきたように思う。

  • 色々な事案に当てはまる,最大公約数的なことしか書いていないので,即座に役立つとは思えない。
    が,弁護士業界でこの手の本は珍しいのでは。

  • 最後の章以外は参考になった。2007年の本だからちょっと古いけど。

    後でまた読むかも。

  • ●内容
    ・弁護士資格を持つヘッドハンターとして著名な著者による、弁護士のお仕事の実態。
    ・ひとくちに弁護士といっても働き方はさまざまで、「外資系」「インハウス」「中小法律事務所」「独立」それぞれのキャリアについて語る。


    ●コメント

    どのキャリアにも共通する大前提として、「どうやって稼ぐ=事務所を維持するか」という問題がある。M&Aを手がけるマネー志向の外資系でも、人権派の中小でもここは同じ。むしろある分野に熱意があれば、その社会的使命にかかる部分のコストを他で稼ぎ出さなければならない。

    (引用)
    ・弁護士は飛行機のパイロットよりも、タクシーの運転手に似ている。「いかにして金払いのよい客を見つけるか」という「営業」の視点を忘れたら仕事にならないのだ。

    ・結局のところ、タイムチャージという商売は「自分の時間の切り売り」でしかない。1日に24時間であることは動かしようがない。

  • こんな本が読みたかった。
    「なってから」が大事だと言われているけれどその姿が想像できず、不安に思いながら学んでいた。
    明日の法律家講座ほど長く重くない、しかしデータに裏付けられている情報。夢を見続けるのはだいじだが、叶える為に得られる情報があまりにも限られていて。一生を掛けて一生懸命勉強するのに、予備校のアドバイザーからも適当な助言しかもらえない。転職エージェントにも「弁護士は付き合いで決まっていく」と言われる始末。こんなはずで言い訳がない。

  • 大分前に読んだので内容は失念。
    法曹志望者は必見

  •  筆者は元渉外弁護士であり、現在ヘッドハンターの仕事をしている。
     大手渉外弁護士事務所事情が中心に描かれており、事務所でのの出世すごろく競争がよくわかる。

  • タイトルから見ますと、一般的な弁護士の就職と転職について書かれているのかと思いきや、内容のほとんどが東京の大手渉外事務所への弁護士の就職や転職、官庁や企業への出向などについて書かれています。

    最近の弁護士の就職難問題について、真っ向から述べた本では決してありません。大手渉外事務所への就職を目指している方には、一度読んでおいた方がよいかもしれません。

    渉外事務所の事務所(パートナー)サイド、企業サイド、アソシエイトサイドのそれぞれの考え方が書いてあります。

    私も、修習生時代、何箇所か、東京の大手渉外事務所に訪問したことを思い出しました。
    一般の方は、昔のフジテレビ系ドラマ「正義は勝つ」の高岡淳平(織田裕二)のようなイメージなのかもしれませんね。


  • 弁護士も就職難になる時代を迎える時期に
    大手の事務所で働くか、個人の事務所で働くか、インハウスローヤーになるかなど、
    いろいろな選択肢についてきちんと考えるための情報がたくさん掲載されていました。2008.2.16読了

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著者プロフィール

西田法律事務所・西田法務研究所 弁護士

「2021年 『新・弁護士の就職と転職――キャリアガイダンス72講』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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