民法改正のいま ―中間試案ガイド

著者 :
  • 商事法務
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785720964

作品紹介・あらすじ

なぜ改正が必要なのか?どのような改正なのか?中間試案のエッセンスを分かりやすく解説。

感想・レビュー・書評

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  • 改正案を簡略にしたヤツ。

  • 324.4||Uc

  • 読みやすいものの、著者の立場上からか、中間試案への批判はないような印象。

  • 現在まさに進捗中の債権法改正の動きを、改正の主導者的ポジションにある著者が、「中間試案の解説」という形で書き記した一冊。

    以前出された新書に比べると、多少専門的な記述は多いものの、全く前提知識のない読者をも射程に入れた分かりやすさは、さすがの一言である。

    もちろん本書が、著者の自説支持者拡大のためのプロパガンダのための本であることは、念頭に置いて読む必要はあるが・・・

    なお、法改正に関しては、これから最後の取りまとめに入る微妙な時期だけに、「約款」等のセンシティブな話の記述は比較的控えめで、むしろ、企業実務家を意識した消滅時効や債権譲渡等の解説のほうに力が入っている印象を受けるし、言い回しにも慎重な表現が目立つ。

    その意味で、面白味がない、という評価もありうるのかもしれない。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授

「2023年 『民法判例集 担保物権・債権総論〔第4版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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