- Amazon.co.jp ・マンガ (145ページ)
- / ISBN・EAN: 9784785959814
作品紹介・あらすじ
銀河鉄道の夜、風の又三郎などでおなじみ誰もが知っている宮沢賢治の作品とともに紡がれるエピソードを食べ物と共にお届けします。
魚乃目三太の人情味ある描写で描かれる伝記グルメ浪漫。
感想・レビュー・書評
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魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 思い出食堂コミックス』少年画報社。
月刊誌の『ダ・ヴィンチ』で紹介されており、面白そうなので読んでみた。
宮沢賢治の農学校教師時代を描いた連作短編であり、いずれも感動的な短編だった。食をテーマにしているものの、宮沢賢治の何とも魅力的な人間味あふれる生き様を描写することに重点を置いているように感じた。
宮沢賢治を題材にした作品は幾つか読んだが、その中でも本作は極上の部類に属するのではなかろうか。鏑木蓮の小説に宮沢賢治を主人公にした『イーハトーブ探偵』があるが、この小説に匹敵するくらいの秀作だと思う。
また、本作は近々有料衛星放送で連続ドラマ化されるようだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
職場の図書館にあった。
誰がこんな渋い本入れたんだろう。
謎の人物、賢治。
やっぱり変な人だ。
こんな人が同僚にいたら大変だ。
その人柄に惹かれる一方、嫉妬しちゃいそう。
底抜けに生徒も思いの彼が他界したのは37歳。
やばい、もうこの人の歳も越していたのか。 -
寒い国の暖かい料理が画面から伝わってきます。宮沢賢治の本も読んでみたい。
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宮沢賢治を美辞で飾る伝記は数あれど、この本で初めて、宮沢賢治その人の肌に触れた心持がした。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/731371 -
『宮沢賢治の食卓』
WOWOW/毎週土曜放送
2017年6月17日から