- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784787200365
作品紹介・あらすじ
IC技術の発展とその活用は図書館サービスを大きく変えつつある。IC技術を積極的に活用した利用者サービスの実践例として、ICタグ、デジタルレファレンス、情報発信、映像ネットワーク、資料のデジタル化を取り上げ、その可能性を明らかにする。
感想・レビュー・書評
-
「図書館は、単に本を借りたり調べたりするだけの場所ではなく、利用者が「夢」を実現するための場としての役割も果たすべきである。個人一人ひとりの潜在的能力を引き出すための援助をすることが、社会を活性化させることにもつながっていくのである。また利用者側をみると、得たものを吸収すればそれで完結してしまう、という受動的なレベルにとどまっているようにも思える。しかし本来は、課題を解決したり目的を達成するために情報を道具として主体的に活用し、新しいものを生み出すという姿勢を身につけることが必要なのである。」
最新の、といっても10年前の本だしねえ…と思って読んだが、執筆陣の先見性よ…!
今書かれたものと言われても違和感のない意見ばかり。
とても興味深く読んだ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大串夏身編著『最新の技術と図書館サービス (図書館の最前線;2)』(青弓社)
2007.12.21発行
2023.3.3読了
【目次】
はじめに/大串夏身
第1章 図書館と情報技術/日高昇治
1 図書館における情報技術の意義
2 情報技術の発達の歴史
3 図書館情報システム
4 最近の技術動向
5 情報化が進んだ図書館の事例
6 図書館の情報技術の未来
第2章 ICタグと図書館/吉田直樹
1 ICタグの特性
2 現在の導入状況
3 図書館に導入する利点
4 導入における不安点
第3章 図書館の情報発信/福林靖博
1 「情報発信」の範囲
2 図書館における情報発信
3 「情報発信」の先へ
第4章 情報探索と図書館サービス/伊藤民雄・藤倉恵一・高杉幸史
1 電子図書館
2 情報探索
3 図書館利用教育とその実際
4 図書館利用教育におけるメディアの活用
5 デジタルレファレンス
第5章 映像ネットワークと図書館/野田幸子
1 新しい図書館の時代
2 TRC映像情報net
第6章 資料のデジタル化と図書館/山崎博樹
1 図書館における資料のデジタル化
2 デジタル化の技術面
3 デジタル化資料の提供
4 作成データの長期保存
5 図書館資料のデジタル化の課題
URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000009225350 -
『図書館情報技術論』の参考図書
-
図書館情報技術論のレポート書くのに最適!な本。
とても役に立った。