巫女の民俗学: 〈女の力〉の近代 (復刊選書 10)

著者 : 川村邦光

• 青弓社 (2006年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

口寄せを通して死者と生者の「いのち」を結ぶ盲目の巫女オガミサマ。民俗社会で形成された巫女の習俗＝民間信仰が近代の歴史的文脈のなかで変容していく過程をたどり、巫女の個人史もつむぎながら、その社会的・文化的な意味を解読する。

感想・レビュー・書評

[室蘭工業大学附属図書館おすすめ電子ブックさんの感想 · 2022年7月27日]

【電子ブックへのリンク先】
https://kinoden.kinokuniya.co.jp/muroran-it/bookdetail/p/KP00036065/
学外からのアクセス方法は
https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#kinoden
を参照してください。

[空音さんの感想 · 2010年10月20日]

実際の東北地方の巫女からの聞き書きが多数収録してあり、成巫儀式などの記述が興味深い。

著者プロフィール

川村 邦光（かまくら・くにみつ）
文筆業。東北大学大学院文学研究科満期退学。2016年大阪大学大学院文学研究科退職。著書に『日本民俗文化学講義』（河出書房新社、2018年）など。 

「2022年 『親密なる帝国』 で使われていた紹介文から引用しています。」