男性学の新展開 (青弓社ライブラリー 61)

著者 :
  • 青弓社
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本棚登録 : 139
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787233066

作品紹介・あらすじ

フェミニズムの問題提起を受けて展開してきた男性学は、これからどこに向かうのか。男性学の基本的な視点とロバート・W・コンネルの理論を丹念に紹介したうえで、労働や恋愛・結婚、「オタク」、居場所などを事例に男性学のポイントをわかりやすく紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • <2023年度男女共同参画推進センター推薦図書>
    ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB00601012

  • 2.8

  • 【電子ブックへのリンク先】
    https://kinoden.kinokuniya.co.jp/muroran-it/bookdetail/p/KP00035988/
    学外からのアクセス方法は
    https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#kinoden
    を参照してください。

  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000601058

  • ジェンダー

  • 新展開というほど、深まっていないが、オタクなど新しい視点はある。ヘゲモニックな男性性の結論は、著者の言う通り、平凡だが、平凡であるがゆえに、強力だ。

  • 女性学というのは聞いたことがあるが男性学というのは初めて聞いた。世の中にはどうでもいいことを研究している人がいるものだ。面白くはない。興味もわかない。時間の無駄だから読む価値なし。

  • 立川で路上ライブをやって、一緒にやってた女がこんなことを言った
    「ぶっちゃけ女の方が好きなことやって生きていける。男は稼がないと駄目だからね。」
    正直な人間は大好きである。路上仲間の前で言うところがまた、ロック精神に磨きがかかった女であるといえよう。ただちょっと手加減してほしい。
    本書は彼女の発言に象徴されるような男性的ジェンダーを論じる。ジェンダー『論』と、それを迎える現実との間にどのようなギャップがあるのか。少し『論』ばかりが先行してはいないか。「人は女に生れない、女になるのだ。」ボーボワールの言葉を今裏返して考えることには意義があると思う。
    ゼミ論の文献にするつもりだったが、使わず。

  • 100307byWingsKyoto
    序章 男性学の新展開
    第1章 「男性問題」とは何か
    第2章 複数形としての男性性
    第3章 現代日本社会の男性と労働
    第4章 地域に男性の居場所を作る
    第5章 オタクの従属化と異性愛主義
    第6章 揺らぐ男性性と恋愛/結婚の行方

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著者プロフィール

1975年生まれ。学習院大学・首都大学東京・聖学院大学・中央大学・武蔵大学・山梨大学・和光大学非常勤講師。博士(社会学)。専攻は社会学・男性学。共著に『不妊と男性』(青弓社)、『ソシオロジカル・スタディーズ』(世界思想社)、『揺らぐ性・変わる医療』『ジェンダーと交差する健康/身体』(ともに明石書店)など。

「2009年 『男性学の新展開』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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