ディズニーランドの社会学: 脱ディズニー化するTDR (青弓社ライブラリー 88)

著者 :
  • 青弓社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787234056

作品紹介・あらすじ

テーマパークを乱立させてディズニー化する現代日本社会と、それに反して脱ディズニー化する東京ディズニーランド――創始者の思想が希薄化し、ジャパン・オリジナルへと変貌している――を現代社会論・メディア論の視点から解析する刺激的な成果。

感想・レビュー・書評

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  • ディズニーランドというよりテーマパークとは何かについて教えてくれる。
    ウォルトディズニーの思想を体現する不完の場序として現れたディズニーリゾートだが、マーケティングの積み重ねにより、ディズニー要素は減ってきたということが基本的には書かれている。
    消費者がディズニーをどう需要し、何を求めてき、ディズニーリゾートはパークとしてどう答えてきたのかが書いてあり面白かった

  • 大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
    https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/644033

  • 筆者はものすごく昔のディズニーが好きなディズニーオタクなんだろうなと思う。
    簡単なことを難しい風に言っているだけに感じる。

    ディズニーの豆知識を入れすぎていて、社会学に特化した内容でもなく…

    そしてなぜそれが日本でだけ起きているかの根拠がわからない。

  • 第1章 様相を変貌させる東京ディズニーリゾート
    第2章 ディズニーランドと日本人―ディズニーというゆりかごのなかで
    第3章 テーマパークの本質:1―情報圧によるめまい
    第4章 テーマパークの本質:2―ハイパーリアリティー
    第5章 テーマ性の崩壊
    第6章 ジャパン・オリジナル化するTDR
    第7章 ディズニー化する社会、脱ディズニー化するTDR、そして…
    第8章 TDRは聖地になりうるか?
    付録 ディズニーを学ぶ人のために

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00249790

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著者プロフィール

1960年、静岡県生まれ。関東学院大学文学部教授。専攻はメディア論。単著『劇場型社会の構造――「お祭り党」という視点』(青弓社)、『バックパッカーズ・タウン カオサン探検』(双葉社)、共著『若者論を読む』(世界思想社)、『情報化の中の〈私〉』(福村出版)、『情報化と社会心理』(中央大学出版部)など。

「2016年 『ディズニーランドの社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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