- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784787292452
作品紹介・あらすじ
「cakes」の人気連載「女と結婚した女だけど質問ある?」、書籍化!
「ゲイやレズビアンが異性を好きになることもあるの?」「同性愛者の見分け方ってあるの?」「女性と交際していますが、男性の体が恋しくなります」――多様な性に関わる切実でストレートな質問や意見に真摯に向き合う連載エッセーから、人気上位とイチオシを30本厳選して大幅に加筆・修正。また、書き下ろしエッセーなど17,000字を増補。
結婚というおとぎ話のハッピーエンドを打ち破り、性にとらわれず「私を生きる」メッセージに満ちたエッセー集。
感想・レビュー・書評
-
セクシャリティについてのモヤモヤが、少し軽くなる本でした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
題名が好きです。
-
「cakes」連載「女と結婚した女だけど質問ある?」の書籍化。
パラパラと目次を見るだけで「職場の飲み会がいやすぎて吐きそうです」「働かざる者も、別に食ってよくね」など読みたくなるタイトルが並んでいる。
文章の圧が強いけれど(そこが魅力)書かれている内容は共感できるものばかり。モヤモヤをバッサリ。
華麗にスルーするスキル大事。社会人なりたてくらいの若いときに読みたかった本。 -
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
cakesから読んでたけど、著者の文体が大好き。
あとがきを読んで著者も大変だったのかとその思いに胸が締め付けられた
ミスコンのくだりも面白かった -
深い本。牧村さんの言葉はいつも胸に刺さる。後半少し泣いた。
-
367.9
-
優しい本です。無理にハッピーエンドを目指そうとしない。現在進行形で生きていれば、幸せなこともある、辛いこともある。無意味な価値観や他者からの評価に振り回される必要はないし、自分自身を無理にカテゴライズする必要もないんですよね。自分自身を自分自身で幸せにして、その上で大好きな人を大事にしながら生きようと、そんなふうに思わせてもらえる本でした。
-
cakesに連載されていた記事を1冊にまとめた本。
自分の幸せや価値観について彼女の思うところをまとめていて……なのだが、やはり1回1回の記事ごとに書いた時期が異なることによる統一感のなさが目立ってしまう。そして、後書きを読むと、素直に読み解けない気持ちになる。
自分をコンテンツとして売り出さなければいけないというのはきついんだなぁ……大変だなぁって思ってしまう。本に書いてあることが強がりに見えてしまう。また読む時期が変われば違う見え方がするのかもしれない。