タラント氏の事件簿 (新樹社ミステリー エラリー・クイーンのライヴァルたち 2)
- 新樹社 (2000年4月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784787584977
作品紹介・あらすじ
消失、密室、幽霊…。エラリー・クイーンも絶賛した、不可能趣味満載の連作短篇集。
感想・レビュー・書評
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連作短編集です。
不可能犯罪を扱った8つの事件が収録されています。
怪奇な事件に心惹かれるタラントが探偵役です。
その他にもワトスン役で語り手のジェリー・フィランにジェリーの妹のメアリー、ジェリーの妻ヴァレリー、タラント氏の執事兼従僕のカトー等、本書には魅力的な脇役のレギュラー陣がいます。
ちなみにカトーは日本のスパイでジュージュツ(柔術)の達人です。
本書の魅力は密室からの物や犯人の消失等の不可能犯罪である事だと思います。
そして、恋愛物語としても素敵な部分があって楽しめるのも魅力の1つだと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ラストの「最後の取引」は、ミステリじゃないよね。でも一番心惹かれる。他のお話が確かにミステリだとしても、これは愛の話だと思わずにいられない。結局ラストのこの物語だけで、この作品をミステリから愛のカテゴリにいれてしまい、常にマイベストの筆頭にあげるのです。
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予想外によかった。
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