ザ・ウェーブ 新版

  • 新樹社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787585912

感想・レビュー・書評

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  • 石川晋先生のブログで紹介されていた本。
    気になったので購入。
    読んでよかった。
    同調圧力についてのイメージを得ることができた。
    教師なら、この恐さを知っておくべきだと思う。
    TOSSも、『学び合い』も、ここにたどりついたら終わりだと思う。

  • 1969年カルフォルニア州パロ・アルトのハイスクールの歴史の授業で起こった実際の出来事をもとにした小説。

    2009年ドイツで映画化
    https://www.cinematoday.jp/movie/T0008011

    ロス先生は歴史の授業で、ナチスの映画を見せるが、生徒たちはどうして、人々がファシズムに傾倒していくか理解できない。そこで、ロス先生はひとつのゲームを提案する。
    規律と力を作り出すことを。
    簡単な生活のルールを守らせることから始まる。
    生徒たちは意外にも嫌がらず、むしろ競争して守り、守らないものに対して優位に接するようになる。
    このゲームをウェーブと名付け、シンボルを作り〜とまたたくまにエスカレートしていくウェーブ。
    これに疑問を持つローリーは新聞部の生徒で、新聞を使って疑問を、投げ掛けようとする。

  • 西田公昭『マインド・コントロールとは何か』参考文献 第6章永続的マインド・コントロールの実際――組織入会の過程

  • ナチス統制はなぜ成立したのか。その思考心理過程を再現した授業の行く末は?実際にあったことを基にしているというから驚き。知らず知らずのうちに煽動され、負の波及効果を生み出すプロセス…自分をしっかり持つことは本当に大事だと思った。

  • 最初は「あんまり・・・」と思ったけど、ザ・ウェーブが問題になりつつあるあたりから、面白くなった。特にローリーとデイヴィットとがもめるシーンが好き。

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