近代日本文学の深層に流れるフォークロアを比較文化的視野から幅広く解明し日本文学・文化のパターンを掘りおこす。
東京大学教養学部フランス科卒、同大学院比較文学比較文化修士課程を経て、フランス高等師範学校、パリ第三大学に学ぶ。東京女子大学名誉教授。1989年『岡倉天心 驚異的な光に満ちた空虚』で第1回和辻哲郎文化賞受賞。主な著書に『川端康成-美しい日本の私』、 編著に『九鬼周造『「いき」の構造』訳書に岡倉天心『新訳 茶の本』 「2021年 『岡倉天心と思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」