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- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788504318
作品紹介・あらすじ
近代の知が照準したのは、抽象的な平均人であり、狭い自意識の担い手としての個人である。その個人とは、実は小さい人のことであった。「大きい人とはどういう人なのか」という具体的で現実的な問題こそ問われなければならない。こうした問題に取り組んだ思想として、ニーチェ・バタイユ・フーコーの残した仕事がある。本書がめざしているのは、ヨーロッパの現代思想に学び、また、光源氏という人の息吹に鼓舞されながら、歴史の現在における人の生き方=倫理について考えていくことである。
感想・レビュー・書評
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…と、下の欄をそこまで書いてみて、この本を思い出したんでした。
大昔の社会学かなんかのテキストだったんだけども、確かその中に「自分自身の心の動きすら他人事のように興がって見ていて…」みたいな光る君像が書かれていたような…。
とするとそもそも原典においても光る君はそーいうタチのお人だったのかな。
読んでみなくちゃ。
追記。本棚の奥にあると思ったら処分しちゃってた…。
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