イギリスと日本―マルサスの罠から近代への跳躍

  • 新曜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788507678

作品紹介・あらすじ

なぜ、ヨーロッパではイギリス、アジアでは日本が近代化の先頭を切ったのか?これはまさに大河小説だ!ケンブリッジ有数の歴史人類学者が両国の生態的条件、民衆文化、微細な生活史的事実の徹底的な比較研究をとおして、この世界史最大の謎を解く。

感想・レビュー・書評

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  • 233.05/Ma15 H

  • おもしろいー。両国がマルサス罠をいかにして回避して、低く安定した人口増を確保したのかの説明が試みられている。後半の江戸期の日本の、性風俗に関する話が興味深い。ここで指摘されている性風俗を巡る特徴は、今の日本の性文化にも相当に受け継がれているのではないかな。あと、嬰児殺しが社会制度に組み込まれていた、とのこと。

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