〈住宅〉の歴史社会学―日常生活をめぐる啓蒙・動員・産業化

著者 : 祐成保志

• 新曜社 (2008年10月3日発売)

感想・レビュー・書評

[kakabalikaさんの感想 · 2014年4月28日]

住宅の歴史的な変遷を中心に語られている。
トイレは昔はなく、衛生の概念がない時は気にもしないことがあった。
風呂も同じ。
洗濯はみんなで川でやると、そこでプライバシーがわかってしまう。
それぞれが家の中でできるようになったことはプライバシーが守られるようになったことを表している。
椅子の導入などの西洋化と家の質の向上、核家族化は自分の家を持ちたいがために進めた事とも言える。

著者プロフィール

東京大学准教授

「2023年 『コミュニティの社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」