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- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788511859
感想・レビュー・書評
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1997年の同著者による『教育言説をどうよむか』の続編。
ほぼ10年の年月を経た日本の教育は1997年に比べて、さらに混迷を極めているのは、紛れもない事実だろう。
この本は、前書と同様に教育に向けられる煽り文句に対して淡々と解説を述べていく。ともすれば感情的に考えがちな教育問題を相対的に俯瞰するための道しるべになる一冊。
前著と比較でもっとも目立つのはやはり「学力低下」論争が加わったことであろう。内容に触れることは避けるが、やはり教育に対して関心のある人間は一読して、言説に対して相対的な立場に立つべきだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示