「渦中」の心理学へ―往復書簡心理学を語りなおす

  • 新曜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788512139

作品紹介・あらすじ

◆人間の現実に攻め入るために

人は誰もが与えられた条件を背負いながら、自分の「生きるかたち」を模索していくしかありません。科学としての「心理学」は、これまでそういった人間の現実を捉えてきたでしょうか? いま、人の生きる「渦中」に寄り添いながら、生活世界の問題と切り結ぶ「もうひとつの心理学」が求められているのではないでしょうか? 本書は、既存の心理学への違和感から独自のフィールドを開拓してきた二人の心理学者が、虚偽自白、フィールドワーク、臨床心理学、発達支援などをめぐって対話しながら心理学者としての生き方を振り返り、研究や学問、社会のあり方にまで考察を深めていく知的刺激に満ちた一冊です。

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著者プロフィール

1947年生まれ。発達心理学・法心理学者。現在、兵庫県・川西市子ども人権オンブズパーソン。発達心理学の批判的構築をめざす一方、冤罪事件での自白や目撃の心理に関心をよせ、それらの供述鑑定にも関わる。「自白の心理学」「子ども学序説」(岩波書店)「「私」とは何か」(講談社)ほか著書多数。

「2012年 『子どもが巣立つということ この時代の難しさのなかで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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