イデオロギーとユートピア

制作 : ジョージ・H・テイラー 
  • 新曜社
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 16
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788512351

作品紹介・あらすじ

◆リクール、マルクスを読む!◆

いずれも浩瀚な『フロイトを読む』時間と物語記憶・歴史・忘却(小社刊)などで知られる、現代フランスの哲学者リクール(2005年に死去)が、社会思想に挑戦しためずらしい書です。講義をもとにしているため、哲学的な著書にくらべるとだいぶ平易な語り口です。内容は、既に終焉を宣告されながらますます影響力を強めるイデオロギーについて、「テキストに暴力をふるった」と自ら認めるマルクスへの意想外の読み解きからはじめて、ウェーバー、マンハイム、アルチュセール、ハーバーマス、ギアーツなどの思想にイデオロギーの変容をたどり、ユートピア思想と対比しつつ、社会的想像力、社会的夢のゆくえを探ったものです。かつて今村仁司氏は本書を「彼の基本的テーゼよりも、彼の先行思想家の読みとり方が実に刺激的であった」と絶賛されましたが、「偉大な読み手」リクールの面目躍如たる書といえましょう。

ポール・リクールの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×