アクションリサーチ・イン・アクション: 共同当事者・時間・データ

著者 :
  • 新曜社
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788515567

作品紹介・あらすじ

◆好評既刊書の続編
 2010年の刊行以来、幅広く支持されている入門書『アクションリサーチ─実践する人間科学』の続刊です。アクションリサーチとは、何らかの社会的問題に直面する研究者と当事者が、その解決や改善を共に為す社会実践です。前作を踏まえつつ、より生産的で的を得た実践へとアクションリサーチ自体をベターメントするために、新たな論点─「共同当事者」「時間」「データ」─を取り上げて考察。ロジックをさらに洗練、発展、深化させました。人間科学や社会科学の研究者必携の一冊です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • (元々、初出は論文であるものが多いので)1つ1つの章が独立して読めるけれど、3つのキーワードを軸にして見ると、繋がって読んだ方が興味深い。

    一方で、そのつながりはゆるくもあるので、「共同当事者」、「時間」、「データ」、それぞれ関心がある箇所から読み進めて興味深い(私は、データ→時間→共同当事者というかたちで読んだ)。

    アクションリサーチを進める上で、この3つのキーワードは欠かせないものだが、本書でキーワードとして示されて、たしかに欠かせないものだと思えた。

    でも、アクションリサーチ、難しい。からこそ、やりがいがある。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

矢守 克也(やもり・かつや)
京都大学防災研究所教授
主な著書・共著書に、『防災ゲームで学ぶリスク・コミュニケーション』(ナカニシヤ出版、2005)、『〈生活防災〉のすすめ』(ナカニシヤ出版、2005)、『防災人間科学』(東京大学出版会、2009)、『アクションリサーチ』(新曜社、2010)、『ワードマップ:防災・減災の人間科学』(新曜社、2011)など。災害体験の聞き取りやゲームを道具として防災の知恵を伝えるなど、アクションリサーチ(実践研究)を通じて、防災人間科学の確立に向けた研究を行っている。

「2023年 『イラスト・図解でまるっとわかる! 家族でそなえる防災・被災ハンドブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

矢守克也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×