東大闘争の語り: 社会運動の予示と戦略

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  • 新曜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788515741

作品紹介・あらすじ

半世紀をへて1968とはなんだったのか

 昨年秋、全共闘運動やベトナム反戦運動を題材にした企画展「1968年 無数の問いの噴出の時代」(国立歴史民俗博物館)が評判を呼んだことは記憶に新しいところです。この展示の「東大闘争」を担当したのが著者である小杉亮子氏です。本書は当時東大闘争に参加し、現在学術・政治・科学・文化等の多方面で活躍中の実名匿名44人へのインタビューに「東大闘争資料集」(国会図書館)など膨大な資料の裏付けを加え、当事者の語りとして東大闘争の全過程に光をあてた初めての書といえます。民青・新左翼・ノンセクトという多元的なアクターの相克と闘争に深く分け入るとともに、一人一人の生活史を遡って再構成し、深い対立と分断に至った闘争の経緯を内在的に理解しようと試みた迫真の書です。1968年から50周年の今年、ぜひ積極販売をお願いします。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架 377.9A/Ko89t//K

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著者プロフィール

埼玉大学教養学部教員

「2023年 『直接行動の想像力 社会運動史研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小杉亮子の作品

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