風よ。龍に届いているか〈上〉

著者 :
  • 創土社
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本棚登録 : 160
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789301206

感想・レビュー・書評

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    感想は下巻で

  • (感想は下巻にて)

  • 2014/2/1

  • 下巻にまとめ。

  • ベニー松山氏による、『隣り合わせの灰と青春』の続編。
    ウィザードリィ世界をベースにした、ファンタジー小説の最高峰。

    内容のおもしろさはもちろんのこと、文章を書いて生きていくことを決定付けた土台のような存在。

  • 序章が主観視点と客観視点がぐちゃぐちゃに入り乱れていて非常に読みづらく、この先どうなることかと思ったが、二章から面白くなってきた。ただ、構成が「砂の王」に似ているような気がするのが気にかかる。

  • この小説は隣り合わせの灰と青春の続編で、私の気に入っているWizardryというゲームをベースとしています。小説自体の完成度はそれほど高くありませんが、ゲームをプレイしたことのある人には頷けるような小説の内容となっていて、読んでいてうれしくなります。この本を物置から出してきて読むとついWizardryをプレーしたくなってしまいます。新しいパーティを組んで迷宮探検に出たくなってしまいます。

  • ウィザードリィというタイトルに心トキめく世代として、この小説版のタイトルも同じく心に残るタイトルな訳で…

    でもいまだ読んだ事はないんだけど。

    何か言葉に出したくなる、詩的なタイトルだよね。

  • 多言不要

  • 聞いたことのない作家だ、どうせコンピューター・ゲームを基にした三文小説、などと努々侮ることなかれ。
    確かにRPG「ウィザードリィ」の世界を多少なりとも知らなければ理解し難い箇所や表現もあるだろうが、それを抜きにしても一級品の小説である。
    小説という様式を何も外すことなく踏襲しつつ、それでいて幸か不幸か(この本のケースでは明らかに幸の方だろうが)魅力的で伝統的な原典を持っているところが、何より物語の生命力をより強化している。
    語彙の選び方、章の積み上げ方、随所随所の盛り上げ方なんかに表れている筆力はともすれば名の通ったミステリー作家たちに遜色がないどころか凌駕している。
    デビュー作「隣り合わせの灰と青春」のカラーそのままに、さらに戦闘力が上がっている。

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