ダ-ウィンの使者 (上) (ヴィレッジブックス F ヘ 3-1)

  • ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ
2.94
  • (0)
  • (5)
  • (7)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 70
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789719766

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ヒト内在性レトロウイルスの担う役割とと未来への考察を足台にしたSF小説。20年も前の作品、スケールの大きさは上感を読んだだけで圧倒されるが無駄に長い、だるい、男女の中心人物に感情移入全くできない。魅力がないうえにイライラさせられっぱなし。
    訳は読み易いうえに、それだけでエンタテインメントとして読んだ。
    ヘロデ流感と名付けられた新型ウィルス。書かれた頃から時間が経ってみるとはやりのテーマと言われなくもない。
    薬や研究所が実在のモノと有って、理論的裏付けはきっちりしていて一気読みがいいなと思うけど、現状からちびちび読みした為面白さが間延びしてしまった。

  • えっと上下巻別々にレビュー書いても多分意味がないので、上巻のほうで書きます。(みんなこういうときどうしているのでしょうか?)

    グレッグベアは、大出世作のブラッドミュージックを学生時代に読んで、「ファウンデーションの混沌」を読んだ(之は最近)以来です。
     結構こういう感染病もののSFって好きなので(映画のアウトブレイクとか、ホットゾーンとか古いところではアンドロメダ病原体とか)、そういうつもりで読み始めました。

     が、歳をとったせいか、途中の生物学的、科学的な解説がなかなか頭に入らない(通勤時間を利用してかれこれ2週間以上かけて読んだせいかもしれませんが)ので、読んでいてかなり退屈な部分が多々ありました。
     どうやら、かなり現実に即したストリーらしく終わった後の解説にも書いてあるのですが、この主要舞台となったアメリカの研究所の類は全て存在するそうです。
     笑っちゃったのが絶対ベアの創作だと思っていた経口堕胎薬RU486という薬も実際に存在することが、先日テレビのニュースでやっていました。(国内で認められていない経口堕胎薬を個人輸入する人がいて、政府がなんとかかんとかというニュース)
     やはり、この薬の後継の薬が開発されるとこの小説の中のようにRUペンティアムと名づけられるのでしょうか....

     後、いまいち終わり方が気に入らない。どうせならもっと先までストーリーを書いて欲しい(結構、長いと感じさせる割には終わりがあっけなかったんだよなぁ)どうやら、続編があるらしいですが..ちょっと読む気にならんな

グレッグ・ベアの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×