- Amazon.co.jp ・本 (551ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789731102
感想・レビュー・書評
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自分たちなりの「正義」の視点から「悪人」を裁くという犯人グループの動機は、SNSなどで顔が見えないことをいいことにあれこれと罵詈雑言を浴びせて炎上させている人たちのメンタリティと似ているなあ、と感じます。
イヴも言っていましたが、「英雄の行動はリモートコントロールでなされることはない」ですし、しっかりと顔を出して自分の言葉で発信・行動することが必要だよね、と思います。
「警察や法律がさばききれなかった社会悪を裁く」という、一見正義の見方にも見える犯人グループの論法ですが、これが「誰を裁くかは自分たちが決める」というテロリストの言い分であることに気が付かずに大衆が支持するという社会構造は(この作品はフィクションですが)未来になっても変わらないのだろうな、と思います。
決して面白くない作品ではなかったのですが、イヴの仲間に怪我人が多くてずいぶんと心配させられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【イヴ&ローク15作目】今回は大量に逮捕されたな。それにしてもラストの部分、少しの衝撃あった。ドワイアーが逃げたのにはむかついたけど。そして今回は幸せな出来事も。メイヴィスのご懐妊で今後の展開が楽しみ!イヴとロークはどんなおばちゃん、おじちゃんになるのかしら?マクナブの愛の言葉もよかった。
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相次ぐ殺人の凶器はコンピューター・ウイルス?
猛暑がつづく7月のニューヨーク。子どもを食い物にしていた犯罪者たちが相次いで奇怪な死を遂げた。突如、発狂したような行動をとったあげく、警官に射殺されたり自殺したりしたのだ。彼らが使用していたコンピューターの画面には、必ず「完全清浄完了」という不可解な文字が浮かび上がっていた。そして解剖の結果判明したのは、なぜか彼らの脳が異様に肥大していたこと。捜査を進めるイヴは、姿なき犯人が最新テクノロジーを駆使して自らの手を汚さずに人命を奪っていることを突き止めるが……。
人気シリーズ第15弾登場! -
今回はイヴの唯一苦手とするテクノロジー犯罪です(´Д`)
テクノロジーといえば、ロークとEDDのメンバー、それに昔イヴが助けたジェイミー坊や
今回もイヴのチームは最高!!
ターゲットは子供を狙い堕落させていく薬のバイヤーや、さまざまな売春行為を斡旋しているものたちのなかでも法の罰を逃れたもの達を正義の名の元にテロ組織
犯人達は子供を食い物にした犯罪者だけを狙うつもりが積みもない警察官や、ターゲットの近くにいたティーンエイジャー、マクナブやピーボディーまでもテロ行為の被害者に…
世間ではテロ行為はいいことである!と称賛があがっていくなかでイヴは罪もない傷つけられた人と亡き腐った犯罪者達のために自分の命を懸けて犯人をおう
今回のお話は、本当に正しいことをしているのか?ってイヴが葛藤するシーンが痛々しかった
大事な人を傷つけられるたび自分のやっていることを見失いかけてしまう…
チームまで危険にさらしてしまいますが、それでもそんなチームのために心を痛めるイヴを助けるのはイヴのチームのメンバー
個人としては早くトゥルーハートががっつりチームに入ってほしいけどバクスターが指導係になっちゃった…
(-_-)゛うーん… -
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あらすじ
猛暑がつづく7月のニューヨーク。子どもを食い物にしていた犯罪者たちが相次いで奇怪な死を遂げた。突如、発狂したような行動をとったあげく、警官に射殺されたり自殺したりしたのだ。彼らが使用していたコンピューターの画面には、必ず「完全清浄完了」という不可解な文字が浮かび上がっていた。そして解剖の結果判明したのは、なぜか彼らの脳が異様に肥大していたこと。捜査を進めるイヴは、姿なき犯人が最新テクノロジーを駆使して自らの手を汚さずに人命を奪っていることを突き止めるが…。
今回はピーボディー&マクナブがどうなるかちょっとドキドキして
メイヴィスに歓声を上げ(そんなこと考える子だとは思っていなかった)
ジェイミーに微笑んで
チャンにむかつき
イヴ&ロークの関係が進歩しているのに感心した。
シリーズが進むに連れてみんなが成長しているのでそこがいいのかも。
ペプシがのみたくなった作品です。
Purity in Death by J.D.Robb