脱デブ: なぜ芸能人はレコ-ディング・ダイエットにはまるのかなぜ1年以上たってもリバウンド (ソニー・マガジンズ新書 19)

著者 :
  • ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789733236

作品紹介・あらすじ

食事をメモればやせられる。女性にもよく効くやせるコツ100。

感想・レビュー・書評

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  • 【読書感想】「脱デブ」 岡田斗司夫

    食べたものを記録していく「レコーディングダイエット」の生みの親、岡田斗司夫さんが女性読者向けにダイエットのポイントをまとめた一冊。

    著者にはすでに「いつまでもデブと思うなよ」というベストセラーになった本があるのですが、
    そちらはどちらかというとメタボな男性向けに書かれており、少し論理的でかための内容だったようです。
    それをもう少し柔らかく女性向けになおして、レコーディングダイエットのコツとどう進めていけばよいのか、紹介してくれてます。

    具体的には以下のようなステップで進めていきます。
    Step1 まずは食べたものを記録するだけ
    Step2 カロリーも記録する
    Step3 カロリー目標を設定する
    Step4 新しい刺激で停滞期を乗り切る
    Step5 からだが送るサイン通りに食べる
    Step6 コントロールを続けてダイエット卒業

    それぞれのステップで、苦痛や無理を感じず習慣になるまでできるようになったら、次のステップに進みます。一気にやろうとするとストレスがかかりすぎて挫折するそうです。

    この本、数年前に買って読んでいたんですが、最近ダイエットが停滞しているもんで、復習がてら再読しました。

    ここ数年のワタクシの体重増減は、妊娠したりしてたのもあるけどそれはそれは激しいものです。
    太ったり痩せたり太ったり太ったり太ったり。
    暇さえあれば、我が体は膨張しようとしています。
    ま、飲める時に飲んでしまうアルコールのせいもあるんでしょうけどね・・。

    今回に関していうと、産後3ヶ月で体重は元に戻ったんですが、そこからダイエットを初めて妊娠前体重-6kg、-6%。
    で現在停滞中。

    だが、このアルコールが飲めない今のうちにもっと減らしたい!
    マイナス貯金をしておきたい(笑)
    ※無理はしてないですよ。授乳もしてるし。

    レコーディングダイエット、効き目あると思います。
    私はとってもとっても痩せにくいので、運動と併用して結構ストイックにやらないと痩せられませんけど、多分普通の人ならこれだけでもかなり痩せられると思います。

    ちょうど数年前にダイエットし始めたあたりからほぼ日手帳を使ってるんですが、
    レコーディングダイエットはほぼ日手帳との相性が良いです。
    年間ダイアリーを横に使って、体重・体脂肪グラフとして活用できるし、
    日々のページに食べたものも記録できるし。
    私、以前(5年前くらい)の成功はこの手帳に依るところが大きい気がします。
    今回のダイエットもやはり手帳に書き込んでやってます。

    「レコーディングダイエットしても、元に戻ってるじゃん(笑)」
    とバカにされそうですが、
    だいたい元に戻ってる(太ってる)期間はレコーディングのグラフ化をサボってたりします。
    最初にレコーディングダイエットしてから今日に至るまで(多分5年前くらい)体重体脂肪計測を続けてますが、だいたい意識が甘い時期は体重計ってもグラフ化できてなくて、そういう時期が続くと決まってジワジワ増えていくんですよねぇ。
    この本でも述べられてますが、グラフ化によって視覚で頭に刺激を与えるというのは思っているより大事なんですなぁ。

    以前のダイエットで、毎日体重を測って、でも全然減らなくて、
    「全然減らない」
    と愚痴っていたら
    「健康的に痩せるにはだいたい1ヵ月に-2kgまででしょ?毎日測って毎日100g減ってたら1ヵ月で3kg近く減ることになって、それはやりすぎになるでしょ。だから減らない日がないとダメなんだよ」
    とともさんに諭されたことがありました。
    当たり前と言われれば当たり前すぎる話なんですが、結構この言葉は私にとって衝撃でした。
    それまでは「焦ってはダメだ」と頭でわかってはいても、目の前の体重に一喜一憂してしまっていました。
    今も変化がないと焦ってきてしまうけど、この言葉のおかげで焦らず「続ける」ことを意識してできるようになり、ダイエットに対して論理的に取り組めるようになりました。
    本当にありがたいことです。
    なんとよい伴侶を得たのでしょう。

    この本にも書いてますが、長年体重を測っていると、自分のからだのことが色々わかってきます。

    私の場合、朝と夜では体重はだいたい1kg違いがでて、夜の方がおもくなります。体脂肪は逆で夜になると1%くらい少なくなります。
    (だから、妊婦検診で体重を細かく注意されるとき、測る時間も加味せずに注意されるのはなんか腹がたちます)

    あと、鍋はヘルシーなんですが、塩分が多かったりもするので締めのうどんとか雑炊とか食べてなくても、意外と次の日は体重がかわってなかったり、逆に増えてたりすることが多いです。翌日も食事に気を付けると大丈夫なんですけど。

    焼き肉は米を食べなければ次の日結構ガツンと減ってることが多いです。

    アルコールについていうと、飲んだ翌日は体重がへってることが多いけどあれは多分アルコール分解のために水分使ってるから軽く脱水症状なんでしょう。
    だいたいその次の日にバイーンとはね上がります。

    などなど。

    ま、でもさ。
    所詮ダイエット成功っていってもデブが小デブになったり、小デブが人並みになったりしてるレベルの話ですよ(笑)
    レコーディング続けていても、心に余裕がなくなるとダイエット意識を持ち続けていられず、すぐに増えてしまうんだから、
    何にもしないで体重も体型も維持できてる人には全然かないません。。。

    そういう意味でいうと、ダイエット成功に一番必要なものは、やり方以前に、
    心の余裕と時間の余裕なんだと思います。

    それにしてもさーー、世の中の女性ってのはホントみんな細いよねーー。
    ほっといても増えないとかあたしにとっちゃ別の星の人ですよ。
    ダイエットしなくても維持できてる人からみたら、
    「デブがなにをえらそうに語ってるんだ」
    ですわな(笑)

    とりあえず嘆いたって仕方ないので、引き続きがんばります。。

  • 女性向けのレコーディング・ダイエットを扱っている。今日から2016年1月1日で一年のスタート。とりあえず、毎食をノートに記録することにする。何も考えず、とりあえず記録することがステップ1だという。ステップ2、ステップ3は今後読み進めていくうちに取り組む予定だ。

  • 『いつデブ』よりわかりやすく確かに女性向きかもしれない。内容として目新しいものはないものの、これから始めるにはいいかも。
    新書として読むより、実用書としてつかうほうが正解。
    いつデブは岡田さんのストーリーと読んでいたけど、こちらは実践したくなる。
    満腹感10段階のはなしなどは、いつデブにもあったのにあっちではへー、そんな考えもあるのね、程度だった。自分のトレーニングとかんがえると、自然にやってしまう。

  • この前読んだ著者の『「世界征服」は可能か?』が面白かったので、著者名で選んだ本。
    タイトルのインパクトにはのけぞりつつも、上記本の題名もすさまじいものなので、あまり深く考えずに読み始めました。
    そうしたら、完全なダイエット本だったので戸惑いました。
    本に掲載された作者近影は、スリムな男性なのですが。
    本人は50キロダイエット成功者だと本文に書かれていました。

    著者の既刊『いつまでもデブと思うなよ』が男性向けなのに、意外に女性読者が多かったため、今度は女性向けに書いてみた本だとのことです。
    「百戦錬磨(百戦連敗?)の方たちへ」と文中の2、3か所で書かれており、失礼な表現ながらも言い得て妙だと笑ってしまいました。
    それにしても、この人の著作タイトルは、どれも奇抜でドキッとするものばかりですね。

    この本は、レコーディングダイエットの方法について紹介されていました。
    音楽を聞きながら痩せるのかと思いきや、記録する減量法だとのこと。
    ダイエットものはまゆつばだと思って、挑戦したことが無い私ですが、おもしろいことが書かれているかと思って読み続けてみます。
    でもこの本は、「世界征服」のような奇天烈で楽しい内容ではなく、軽快な文章ながらも真剣にダイエットを遂行する方法がストイックにまとめられていました。

    やり方は、やせようと思わずに記録を続けることだそうです。
    ダイエットを始める人は、とにかく痩せたというデータが欲しいわけですから、食欲も抑え、痩せた証拠を見たい欲望も押さえることは難しそうですね。

    カロリー表示のないものは、数値を出したくないという会社の思惑があるため、似た商品の1.2倍として考えるのがよいとのこと。
    ステップ6まであり、結構大変そうです。
    無理なく身体を馴らしていくのですが、そのためにとっても時間がかかりそう。
    短期で効果的な減量数値をあげたい人には向いていなさそうです。

    それでも、この本に沿ってひたむきに努力を続けていけば、いつしか痩せられて、確かにリバウンドも来なくて済みそうだとは思います。
    ダイエットを趣味として、楽しんで取り組める人には最適ではないでしょうか。
    ただ、結構地味なので、途中でギブアップしてしまう人が相当多そう。
    食の好みを変えるのがリバウンドを防ぐコツというところに、なるほどと持いました。

    巻末にあったカロリードリルが参考になりました。
    カマンベールよりもチェダーチーズ、あさりの味噌汁よりも豆腐とわかめの味噌汁、豚もも肉よりも鶏もも肉の方がカロリーが高いそうです。
    勘違いしていた食品がいろいろとあって、目からうろこが落ちる思いでした。

    読み終わって改めてタイトルを眺めます。
    細部にわたって指示の入った、丁寧なダイエット進行法が綴られている内容とはかけ離れた、爆弾テロ的なインパクトのあるタイトル。
    心ひそかに悩める女性に向けた本ならば、もっと配慮してもよかったように思います。
    ちょっと強烈すぎて、乙女の本棚にはカバーなしで並べられられそうにないので・・・。

  • 単身生活2年目で8キロ太り、また夏に向かって腹をへこませようと思い読む。3月に体脂肪計購入。4月に手帳に体重、体脂肪、食べたものを毎日記入も食べたものは10日間で挫折。
    5月から再チャレンジ!

  • [ 内容 ]
    食事をメモればやせられる。
    女性にもよく効くやせるコツ100。

    [ 目次 ]
    1 食べたものと体重をメモするだけ
    2 とった“カロリー”も記録する
    3 カロリー量を目標内にセット
    4 新しい刺激で“変化のとき”を乗り切る
    5 からだが送るサインどおりに食べる
    6 コントロールを続けてダイエット卒業

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • けっこうめんどくないか??レコーディングできるほどの意思の力があるのなら筋トレ有酸素できるはず。

  • 岡田さんの発想が良い!!

    ダイエットとは、贅沢をすること。

    とか、なるほどな。。。と。


    前作の「いつまでもデブと思うなよ」に比べ女性向けということもあり、やりかたはとってもわかりやすかった。

    ダイエットするための心構えというか、発想がとても良かったのでレコーディングダイエットをしたいという人だけではなく、全てのダイエッターに読んで欲しいなぁと思ったくらい。

    気持ちが楽になるんじゃないかなと思った。

    私もがんばろ(笑)

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著者プロフィール

1958年大阪府生まれ。通称、オタキング。1984年にアニメ制作会社ガイナックス創業、社長をつとめた後、東京大学非常勤講師に就任、作家・評論家活動をはじめる。立教大学やマサチューセッツ工科大学講師、大阪芸術大学客員教授などを歴任。レコーディング・ダイエットを提唱した『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)が50万部を超えるベストセラーに。その他、多岐にわたる著作の累計売り上げは250万部を超える。現在はYouTuberとして活動し、チャンネル登録者数は90万人を超える。

「2023年 『誰も知らないジブリアニメの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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