つきよのくじら (ひまわりえほんシリーズ)

著者 :
  • 鈴木出版
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790250524

感想・レビュー・書評

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  • 3歳9ヶ月 図書館にて。

    ダイナミックな絵が美しい絵本。
    題名も美しい。

    小さな頃に母さんくじらから聞いた父さんくじらのこと。
    父さんくじらは大きくてすごいくじらだった…。

    自分が大人になって
    初めて親の偉大さを知る、どんな生き物にも
    あることなのかな。

    最後に父さんをやっと見つけて
    一緒に帰れると思ったら違いました。
    きっと子どもが成長したことを見届けた
    父さんくじらの愛だったのかな。

  • 講座で制作時の話を聞く、母の庇護(ピンクのハート)を手放したから探していた父に会えた、なるほど〜

  • 親子の愛、子の自立、シャチの恐ろしさ、世界の広さ。月夜の海の美しさ。
    あまり好みの絵ではないものの、娘たちは好きで何度も読んでと持ってきたので、大事な本のひとつとなった。

  • 好きな絵本。シンプルな話だけど、素敵な海の話。何度も子供が読んでって持ってくる。

  • お父さんとの再会がうれしい。大きな海、ゆったりとした愛情あふれる物語。

  • いつ見てもいい話だ。

    「一番好きなばめん」「子クジラが、お父さんにあえたところが、一番好き」

  • 少し悲しい話でもあり、勇気を与えてくれる話

    『ひかりがなみにとけて』のフレーズが素敵
    作中に出るおかあさんくじらの『月の表現』も素敵でした!

  • パパはどこいった?

  • お月見の時期に5歳児に読み聞かせました。
    何度も読んでと持ってきます。
    絵本から物語への移行に丁度良い文章量の絵本です。
    自分でも読める量ですが、この本は読んでもらうのが好きみたい。

    素敵なイラスト、色使い、絵本の中の世界に入り込んでいくような気分になるみたい。
    トロンとしたお目目で色々想像しているみたい。

    基本、母と子の会話で「なぜ、なに、どうして?」の会話から始まりますが、
    お父さんが立派だったよってこととか、冒険のお話も織り混ぜて、家族のつながりというか絆を感じさせたり、あたたかい絵本ですね。

    普段、夫の子供に対する態度がいけないのだろうとは思いますが、お父さんのことをかろんじているような態度を子供がするようになってきてるので、いいきかせだけでは足りず、こちらの絵本が丁度良いかなと思いました。

    お父さんがつよく、たくましいってこと、家族のために頑張ってるってこと、側にいてくれる幸せを感じ、少しは伝わったようです。
    最後はお父さんが「死んじゃったの?」「いなくなったの?」「夢だったの?」と聞いてきてましたが、何度も読み聞かせるうちに自分で考え、想像し、それなりに結論を出し、満足しているようです。

    繰り返しの読み聞かせに丁度良い絵本だと思いました。

  • シンプルに素敵な話
    天国とか星になったとか素敵な表現はたくさんあったけど
    ここにいるよ、この世界のどこかで
    子供への伝え方には優しくて温かい表現

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著者プロフィール

東京都生まれ。『ないないねこのなくしもの』で日本児童文芸家協会新人賞、『きつねのでんわボックス』でひろすけ童話賞を受賞。主な作品に、児童書『トイレのかめさま』『たまごさんがころんだ!』など。

「2017年 『3つのぼうけん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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