高野公彦歌集 (現代短歌文庫)

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  • 砂子屋書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790405962

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  • 「水木」抄85首、「汽水の光」抄117首、「淡青」抄154首、「雨月」抄180首、「水行」抄224首、「地中銀河」抄171首、「般若心経歌篇」完本237首、「天泣」定本329首、「水苑」抄160首を収める。「青春はみづきの下をかよふ風あるいは遠い線路のかがやき」(水木)、「白き霧ながるる夜の草の園に自転車はほそきつばさ濡れたり」(汽水の光)、「父の辺に沈めるドイツ黄金よ父の老年をゆたかならしめ」(淡青)、「母のゐぬ部屋を歩けばこの夕べ鐶が鳴り出づたんすの鐶が」(雨月)、「見おろしの瀬戸の青海この海を水行せしや遠き魏の人」(水行)、「滝、三日月、吊り橋、女体 うばたまの闇にしづかに身を反らすもの」(天泣)など。

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著者プロフィール

昭和十六年(1941年)、愛媛県生まれ。東京教育大学国文科を卒業し、出版社(河出書房編集部)に勤務。のち青山学院女子短期大学国文科の教員となる。短歌は学生時代に作り始め、歌誌「コスモス」に入会、宮柊二に師事した。歌集『汽水の光』、歌論集『地球時計の瞑想』など著書多数。最新歌集は『無縫の海』。現在「コスモス」編集人。

「2018年 『北原白秋の百首』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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