大正・本郷の子 新装版 (シリーズ大正っ子)

著者 :
  • 青蛙房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790504047

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  • 明治生まれ、大正育ちの著者が、地元の本郷を舞台に自らの幼少期〜青春期を語り尽くすエッセイ集。
    山手と下町の境目のようなこの地域。著者のプライドが所々に見え隠れするのもおもしろい。

    本郷と言えば、やはり赤門、東大で、夏目漱石、石川啄木、樋口一葉などの足跡を辿ることもできる地区。個人的に毎日この辺りを行き来する身としては、本書の記述がとてもすんなりと入ってくる。三丁目の交番は当時からあったのか、路面電車が走っていたのか、旗振りがねえ、など、興味が尽きない。

    関東大震災の前後では、東京の様子は様変わりしたと言われる。本書は江戸の香りがほのかに残る時代の本郷の様子を、庶民目線の砕けた口調で語る。

  • 明治生まれ、大正時代に学生時代を過ごした「本郷っ子」によるエッセイ。大正時代の本郷あたりの暮らしの様子がわかる。

    身近な地域のことなので、頭のなかで現在の地図と突き合わせながら読んだ。

    • natsume15さん
      明治生まれ、大正時代に学生時代を過ごした「本郷っ子」によるエッセイ。大正時代の本郷あたりの暮らしの様子がわかる。

      身近な地域のことなので、...
      明治生まれ、大正時代に学生時代を過ごした「本郷っ子」によるエッセイ。大正時代の本郷あたりの暮らしの様子がわかる。

      身近な地域のことなので、頭のなかで現在の地図と突き合わせながら読んだ。
      2019/03/25
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