ふだん使いのCBT -10分間でおこなう認知・行動介入-

  • 星和書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791110612

作品紹介・あらすじ

限られた診療時間内で,効果の実証された認知行動療法(CBT)を行うことは可能だろうか?
本書で提唱する“一口サイズ”の介入モデルは,CBTの要素を選んで治療全体が厳格に定められたプログラムに取り入れることができる。高い有効性が期待できる技法を用いながらも限られた時間内に収められるよう工夫され, CBTに精通した治療者が実施することで効果を発揮する。現場のニーズに応える新たなCBTのスタイル。

感想・レビュー・書評

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  • 心配タイム曝露

  • 2月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003541548

  • 優しめなタイトルに見えますが、高度な行動認知療法の考え方と事例について書かれた本です。
    認知再構築のための暴露療法について書かれており、パニック症やうつ、不眠症などの症状に対して、どのような考えで治療に貢献するかなどが具体的に書かれています。対話スタイルでの治療例も書かれており、対話のイメージが掴みやすいため、患者の考え方がどうやって変わっていくかを感覚としても理解できます。
    邦題の「ふだん使い」から「気軽にできる」という印象も受けますが、実際は短時間で効果的な治療をするための技術について書かれています。暴露療法の実践には専門的な知識が必要に思いますが、暴露療法の効果を知るのには良い本だと思いました。

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著者プロフィール

ボストン大学の心理学教授であり,同大学の不安および関連障害センターのトランスレーショナルリサーチプログラムのディレクター。

「2020年 『ふだん使いのCBT 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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