- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791758524
作品紹介・あらすじ
「自由」とはなにか、「自己決定」とはなにか、を厳密な論理で追いつめ、自己と他者、個人と国家を再検討し、新しい社会関係の可能性を探る社会学の到達点。
感想・レビュー・書評
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この本から得たものは、日々の支援や仕事の中で、とても大切な基盤のようなものになっている。
折にふれて読み返したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たまにこの著者の分かりにくい文章を読みたくなる。
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はっきとした答えがあるわけではないが、とても読み応えのある本。
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生きること、死ぬこと、弱くあること、承認されるということ。それらをめぐる「まっとうな」考えがびっくりするくらい真摯につづられている。あたしはこの本で、自分の無邪気なことばがどれほど大切な何かを損なってきたのか、ということに気づいたように思う。この人みたいに敏感であれたらなぁ。ただ、この本とにかく誤植が多い。もったいない!いい本なのに…。
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大事なことが書かれていて、理解したいと思いつつ…文体がうまく身体に染み込まず、自分の理解力を残念に思いました…。
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490
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自分で自分のことを決めるということ。ただそれだけのことなのに、そこにはいくつもの課題がある。
尊厳死問題を考える上での必携書。 -
こちらも<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894532476"><strong><u>『夜バナ』</u></strong></a>と併読するとよいかと。「自己決定」とか「介助」とかについて、<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004308607"><strong><u>中西/上野両氏</u></strong></a>とは少し違う角度から考えられる。(200501)
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立岩流文体は、ノレる時とノレない時の落差が激しい…ツライ。が、介助(介護)について論じた最後の論考は、思索の痕跡が丁寧に記述され(うるさい、と思う人もいるだろう)、私には示唆に富んで刺激的。この論考だけでも、価値アリだった。