カレル・チャペック童話全集

  • 青土社
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本棚登録 : 93
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791761906

作品紹介・あらすじ

すべての永遠の子供たちへ-郵便配達のコルババさん、ソリマーンのお姫さまが、名探偵シドニー・ホールが、王女さまの猫ユーラが、魔法使いマギアーシュが、そして小犬のボジーシェクと、魅力たっぷりの主人公たちが、原作チェコ語から直接ダイナミックに蘇った-。モダンそして爽快な感性で綴られた、チャペック・ファンタジーの魅力の結晶を全1巻に集大成。

感想・レビュー・書評

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  • 見つけた!私の「チャペック童話」底本!!チェコ語からの翻訳、編纂の経緯についての解説も詳しい。「これまでは英語からの重訳が幅を利かせていた」(訳者あとがき)なんて、昔むかしに「絵本」を見せられた者には、知る由もなきこと。それでもね、一瞬で「これだ!」と思えました。これこそ、私(たち)が大好きだった郵便屋さんの話だ、と。それであらためて、この11篇を味わいます。ますます、チャペックさんが好きになりました。幸福です。「訳者あとがき」全文、がすべてなので、チャペック童話とかイラストが好きな方は、大人になった今こそ是非に、とだけ。とっても雑な分類ですが、複数のノートに入れておきます。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00255438

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著者プロフィール

一八九〇年、東ボヘミア(現在のチェコ)の小さな町マレー・スヴァトニョヴィツェで生まれる。十五歳頃から散文や詩の創作を発表し、プラハのカレル大学で哲学を学ぶ。一九二一年、「人民新聞」に入社。チェコ「第一共和国」時代の文壇・言論界で活躍した。著書に『ロボット』『山椒魚戦争』『ダーシェンカ』など多数。三八年、プラハで死去。兄ヨゼフは特異な画家・詩人として知られ、カレルの生涯の協力者であった。

「2020年 『ロボット RUR』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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