- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791769018
感想・レビュー・書評
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2022年7月~9月期展示本です。
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ブクログで検索してもうまくヒットしないなぁ。なんでだろ。
積ん読4年くらい。何かのお祭りで格好をつけて買ったのだ。気分が合わなかったかずいぶん積んでいたがやっと読了。当時の自分も浮かばれるだろう。
似たような類書で斎藤環の「キャラクター精神分析」を読んでいて、それがいまいちだったんだよな。「キャラ」と「キャラクター」の違いがいまいち曖昧で理解できず。読むに当たって自身の感想を振り返り考えてみれば「キャラ」の「アクター」が「キャラクター」なんだ、とふと気づいて大分読みやすくなった気がする。
個別の論考をまとめたものだから書籍としての一体感としてはまとめきれてない部分も。サンデーの項あたりから怪しく、みかこさんの項はさすがに苦しいような。とはいえ著者も前書きで示しているとおりわかってやってるのだから、共犯者としてニヤニヤ読めば宜しいのでしょう。論考自体は短くまとまり読みやすく、さまざまなジャンルのサブカルチャについて記述されてるので知らないジャンルに興味を持つきっかけにも。
キャラとは人物の同一性を担保するような特徴、あるいはその集合で、動的に変容するダイナミズムを持つ。どうもこのダイナミズムの部分が新しいらしいんだけど、、、それを評価する知見が自分には足りなかった。前掲著よりは腑に落ちたかな。
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初出から加筆訂正したところが読み応えあり。キャラ論として書かれているが、現在読めるもっともマトモな日本文化論のひとつ。
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メディア
サブカルチャー -
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784791769018 -
キャラは時間的な推移の要素を持つ。なおかつ、コミュニケーションが物語に組み込まれていく。
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年末のバイト代が思ったよりも入っていたので(自己管理能力の欠如の公開)映画館で映画を観(うむ正しい)、そのご映画館の近所の本屋がまだ開いていたのでフラフラと入り何か面白い本がないかと棚を見ていると、この本が平台に積まれていた。書影を見た覚えがあったので手に取ろうとしたところ、カバーが外れかけて本体の装丁が見えた。自分がかつて出した同人誌の装丁にちょっと似ている上にお金がなくてできなかった遊び紙が入っていて(しかも好きな色と質感ー!)『あ、まあ……買う』(ツンデレなのか阿保なのか)。
と、未読なので感想はおろか一切内容について書いてないわけですが、いつか読み終えたら書こうと思います(乞御期待)。