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- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791775743
作品紹介・あらすじ
無目的はわたしたちを自由にする現代の社会では、目的を持たないことは批判的に捉えられがちであるが、過去においては多くの宗教家、哲学者、芸術家が目的を持たない状態に価値を見出していた。著者は「無目的」を人間の基本的な性癖と考え、それを創造性の源としたり、効率的な思考や生産性の要求に対抗できるものとして、積極的に擁護する。短い文章で構成されどこからでも気軽に読める本書は、無目的に読み進めることで予期していなかったどこかに私たちを導く。
感想・レビュー・書評
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aimlessness
博覧強記の著者が、無目的の効用を説くわけではなく、無目的であることそれ自体の広がりを語る。
ニーチェ、アドルノ、怠け仕事 と題された章がおもしろかった。
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