この世界はどんな世界か?: パンデミックの現象学

  • 青土社
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 42
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791776146

作品紹介・あらすじ

コモンとしての世界の共有へ。「経済の健康」のために「人々の健康」を犠牲にする暗黙の政治、生命を犠牲にしてまで市場の価値を重視する死の欲動に、われわれはいかにして対抗可能となるのか。先例のないウィルスの蔓延を奇貨として、呼吸、接触、多孔性といった身体に不変の性質を新たな世界感覚へと練り上げていく、パンデミックを通過した時代の哲学。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • What World Is This? | Columbia University Press
    https://cup.columbia.edu/book/what-world-is-this/9780231208291

    Judith Butler Biography - Facts, Childhood, Family Life & Achievements
    https://www.thefamouspeople.com/profiles/judith-butler-3934.php

    青土社 ||哲学/思想/言語:この世界はどんな世界か?
    http://seidosha.co.jp/book/index.php?id=3886

  • 共通世界 アンダー・コモンズ 複数形の世界・諸世界 世界感覚―シェーラーとメルロ=ポンティ:生存可能な人生を求める 居住可能な世界・人生 パンデミックにおける権力―制限された生活をめぐる省察:生と労働の気候環境 生活世界の未来  絡み合い―倫理および政治としての:なぜ現象学・どの現象学 自然化 たがいに密接に結ばれている 生者にとっての悲嘆可能性 変容:悲嘆可能性は平等の必要条件  悲劇的なもの・価値の破壊を現象させる世界 生を維持する必要条件→制の破壊としてのパンデミック 死政治的権力による差別

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

カリフォルニア大学バークレー校教授。主な著書に『ジェンダー・トラブル――フェミニズムとアイデンティティの撹乱』『アンティゴネーの主張――問い直される親族関係』(以上、竹村和子訳、青土社)、『アセンブリ――行為遂行性・複数性・政治』(佐藤嘉幸・清水知子訳、青土社)、『分かれ道――ユダヤ性とシオニズム批判』(大橋洋一・岸まどか訳、青土社)、『権力の心的な生――主体化=服従化に関する諸理論』『自分自身を説明すること――倫理的暴力の批判』(以上、佐藤嘉幸・清水知子訳、月曜社)、『生のあやうさ――哀悼と暴力の政治学』(本橋哲也訳、以文社)、『戦争の枠組――生はいつ嘆きうるものであるのか』(清水晶子訳、筑摩書房)、『触発する言葉――言葉・権力・行為体』(竹村和子訳、岩波書店)、『欲望の主体――ヘーゲルと二〇世紀フランスにおけるポスト・ヘーゲル主義』(大河内泰樹・岡崎佑香・岡崎龍・野尻英一訳、堀之内出版)、『偶発性・ヘゲモニー・普遍性――新しい対抗政治への対話』(エルネスト・ラクラウ、スラヴォイ・ジジェクとの共著、竹村和子・村山敏勝訳、青土社)、『国家を歌うのは誰か?――グローバル・ステイトにおける言語・政治・帰属』(ガヤトリ・スピヴァクとの共著、竹村和子訳、岩波書店)などがある。

「2021年 『問題=物質となる身体』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジュディス・バトラーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×