おもひでぽろぽろ 下 新装版

著者 : 岡本螢

• 青林堂 (2005年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[らじヲさんの感想 · 2013年12月11日]

ジブリ映画の原作まんが。
昭和４０年くらいに小学校高学年だった人には、当時を懐かしむ意味で楽しめる作品かもしれないけれど、ちょっとそれ以降の世代では（らじママも含めて）イマイチ微妙な感じのお話でした。
主人公さんは、けっこう自己顕示欲が強そうで、それを隠して描かれているんだけど、ところどころに垣間見えるのがスッキリしなかった原因だと思います。

[α（おたけ）さんの感想 · 2010年11月7日]

ジブリ映画の原作本、下巻。

時代や環境が変わっても
ひとの気持ちの動きには差がないのだなあ、と思える。

下巻帯に
「平成17年度小学校国語5年生上巻（教育出版社）の教科書に
本作品が採用！」って書いてあった。
最近は国語の教科書に漫画が載るんですね。
悪いとかじゃなくて純粋にびっくり。

それよりこの作品、対象は大人だろう？
なのに小学国語。そっちのほうが気になるわ。
ある程度の年齢になった人が読んでこそのお話だと思うんだけど。
だからジブリが映画版の主人公を妙齢の女性にしたというのはとても納得できるし、
原作の良さにプラス効果をもたらす良い判断だったと思う。