日本版 民間防衛

  • 青林堂
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784792606312

感想・レビュー・書評

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  • 「ウクライナ危機」を受け、自分ができる行動は何かと考えていました。

    アカウント名にウクライナ国旗を付けるパフォーマンスをすることでも、今こそ議論の時と息巻くだけのことでもなく、まずは家族が生き延びるための具体的な準備をすることかなと思いました。知識を整理し、改めて避難用品を整理、調達しようとこの本を買いました。

    日本を取り巻く危機に重きが置かれていて、著者たちの政治的思想が全面に出ているので、防災、という観点ではちょっと違う本でしたが、いい勉強にはなります。

  • 日本は戦後70年以上、他国から攻撃されていない。
    戦争をしてない。戦争に参加もしていない。
    国内も平和。犯罪も他国に比べればずっと少ない。
    有事の備えなんてしなくていい。
    日々、穏やかに暮らしていればいい。

    本当にそうだろうか?
    犯罪は時代が変わっても同じか?
    気にするのは犯罪だけか?
    災害は大丈夫か?
    日本に住んでいるのは日本人だけか?
    異なる価値観、宗教の人間を自分達と同じように考えて本当に大丈夫なのか?
    他国からの攻撃はこれからも無いのか?
    そもそも何を持って攻撃とするのか?
    テロ行為は考慮に入っているのか?

    本当に備えは必要無いのか?
    日々何をしなくてもいいのか?
    少しでも疑問が頭を掠めたら、
    これを読んで欲しい。
    右寄りがどうこうではなく、
    自分の身を守る事はおかしな事じゃない。

  • ま、副題通りの本だが、何が起きるかはともかく何をすべきかにはあまり触れていない。
    三人の共著だが、各々の主張を簡単にまとめて書いてある感じ。すでに読んだことのある内容が殆どで、初めて触れる人以外にはあまり要らないかも。

  • 一家に一冊おススメです。
    日常の備え、災害、危機、情報工作への対処が分かりやすく解説されてます。
    平成30年の日本においては新聞、テレビなどのメディアが改心、改宗、悔い改めなければ絶対に国民に報じることのない、重要な危機管理に対する意識を持つことが出来る大切な一冊です。

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著者プロフィール

拓殖大学大学院地方政治行政研究科特任教授・防災教育研究センター長。
昭和43年熊本県菊池市生まれ。防衛大学校材料物性工学科卒、日本大学大学院総合社会情報研究科修士課程修了(国際情報修士)。
防衛庁陸上自衛隊、元首相秘書、日本政策研究センター研究員、栃木市首席政策監(防災・危機管理担当兼務)などを経て現職。
一般財団法人防災教育推進協会常務理事・事務局長、ニューレジリエンスフォーラム事務局長、共同PR総合研究所客員研究員、政策研究フォーラム理事。
著書に『だれが日本の領土を守るのか?』(たちばな出版)、『日本の命運 歴史に学ぶ40の危機管理』(育鵬社)、『戦国の城と59人の姫たち』(並木書房)、共著に『日本版 民間防衛』(青林堂)などがある。

「2022年 『リスク大国日本 国防 感染症 災害』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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