徳川慶喜家の子ども部屋

著者 :
  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794207326

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  • 美しい文章である。「お-」つき言葉が嫌味にならない敬語、かと思うと廊下を走り回り、木登りをし、すり傷をこさえるおてんばで、面白くもあり、ときにその人の目を通して映るものの姿に思わず涙を覚える。稀有な本である。

  • 最後の征夷大将軍・徳川慶喜の孫娘に生まれた著者の少女時代の回想録。

著者プロフィール

1921(大正10)年、東京小石川第六天町の徳川慶喜家に一男四女の三女として生まれる。父は慶久、母は有栖川宮家から嫁した実枝子、姉は高松宮妃殿下喜久子様。女子学習院を経て、1940(昭和15)年、越後高田藩の元譜代大名、榊原家の第16代当主、榊原政春氏と結婚。一男一女を授かる。2013(平成25)年、逝去。著書に『徳川慶喜家の子ども部屋』『殿様と私』『大宮様と妃殿下のお手紙 古きよき貞明皇后の時代』などがある。

「2020年 『榊原喜佐子遺歌集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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