外交官の仕事

著者 :
  • 草思社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794214539

感想・レビュー・書評

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  • 外交官の仕事がかなり多岐にわたり、忙しく気の抜けない仕事だということがよくわかった。
    あまり外交官に関する本は多くないので初めて知ることが多かった。

    情報を鵜呑みにするのではなく多角的に判断すること。
    これは読者(外交官ではない一般人)にも求められていることかなと思った。

    完膚なきまでに相手を叩きのめす勝利は外交上ダメ。

    「困ったときの文化頼み」という言葉がぐさり。最近、日本の文化すげーって番組が増えているのが悲しくなってきた。

    この本を借りて読んでいる間(2015年2月3日)に近年の情勢、新しい交流ツール(twitter)などについて加筆された「新・外交官の仕事」が出ていたのでそちらも読んでみようと思う。

  • 4〜5

  • 前半は外交官についての内容やなるためのことが書かれていておもしろい。後半は日本の外交についてが多い。外交官にはやっぱりコミュ力が必要そう。受かってから研修。
    海外への大学院にいけるとこが魅力的。

著者プロフィール

1947 年、東京生まれ。東京大学教養学部卒業後、1970 年、外務省入省。ソ連・ロシアには4度駐在し、12 年間を過ごしてきた。東欧課長、ボストン総領事、在ロシア大使館公使、在ウズベキスタン・タジキスタン大使を歴任。ハーバード大学、モスクワ大学に留学。
2004 年、外務省退官。日本政策投資銀行設備投資研究所上席主任研究員を経て、評論活動を始める。東京大学客員教授、早稲田大学客員教授、東京財団上席研究員など歴任。
著書に、『遙かなる大地』(熊野洋の筆名によるロシア語小説、日本語版、草思社)、『意味の解体する世界へ』『新・外交官の仕事』『ワルの外交』『米・中・ロシア虚像に怯えるな』( いずれも草思社)、『改訂版 ロシアにかける橋』(かまくら春秋社)、『ロシア皆伝』(イースト新書)、『よくわかる大使館』(PHP 研究所)他。「ニューズウィーク日本版」(CCC メディアハウス)でコラムを執筆。「現代ビジネス」(講談社)、「週刊エコノミスト」(毎日新聞出版)などに寄稿。まぐまぐ社からメールマガジン「文明の万華鏡」を発行。

「2022年 『日本がウクライナになる日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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