文庫 定年後のリアル (草思社文庫 せ 1-1)

著者 :
  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794219930

感想・レビュー・書評

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  • 「ありのまま」の自分を受入れ、仙人のように我を捨てて、心穏やかに生きよう。そんな考え方を勧める本。

    筆者のイメージは新橋ガード下でガヤガヤ談笑してそうな人柄。あーでもない、こーでもない、と本文内で何度も思考を巡らせている。

    ◯肩の力を抜いて、気軽に読める。
    ◯視点を中堅サラリーマン、、としながらも、色々な視点からの「定年後のリアル」に触れられる。
    ◯定年後になったらこんな風になるんだ、こんなことが起きるんだ、の一例に触れられる。

    本屋の書棚に並ぶ”夢のような”、または”悪夢のような”定年後ではなく、「リアルな定年後」のイメージを感じることができる一冊。

  • 会わない

  • こういったオジサンにはなりたくない。

  • 結局、自分か…。
    上野千鶴子の「おひとりさまの老後」を痛烈に批判している下りが、読んでいた楽しかった。

    メルカリ売却

  • 自分より5年ほど歳上の人が、5年くらい前に会社を退職して2年目というあたりで書いた本。近所の本屋さんで平積みになっていたんですが、年代的には今の自分とほとんど境遇が同じになるので、隣の芝生はどんなもんじゃろ?的な興味でつい購入した。

    いよいよ差し迫った超高齢化社会を迎えて、世の中には不安をあおる情報がたくさんあるが、そんな情報に踊らされて、焦ったところでどうしようもない。それぞれのリアルな人生をあるがままに生きていくしか無い。蓄えも何もないけど、何とかなるさ・・・と言っているんですが、この本はずいぶん売れているみたいなので、そこそこには印税収入もあるんだろうにな・・・と、下衆の勘ぐりか?


    (2014/2/10)

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著者プロフィール

1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に入社したが2006年に退社、執筆活動に専念。「ふつうの人」の立場から「自分」が生きていくことの意味を問いつづけ、『まれに見るバカ』(洋泉社・新書y)で話題に。その後も『アマチュア論。』(ミシマ社)、『会社員の父から息子へ』(ちくま新書)、『定年後のリアル』(草思社文庫)など著書多数。

「2017年 『ウソつきの国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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