- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794223562
作品紹介・あらすじ
私たちは、自分自身の身体に手を当て、撫でさすり、皮膚を手で刺激することで感覚を覚醒させ、「体」を「心」へとつなげ、さらには「頭」と「心」をつなげようと無意識のうちにしているのである。「手当て」の原点は、人間が自然にしている、手を使って全体のつながりを回復させようとする行為にある。(本文より)自分の体にふれ、他人とふれあうことが、心と体のバランスを取り戻し、心身を健康にするために最も有効である。痛み、疲労、不安、抑うつ、PTSD、高血圧、孤独感……現代人の心身の不調は「手」で癒せる!
1章 手の治す力、癒す力
2章 手は第二の脳
3章 手を当てるとなぜ心身が癒えるのか
4章 「ふれあい」が深い絆をつくる
エピローグ 手の力で人はよみがえる
感想・レビュー・書評
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これから自分がやりたいことのヒントが書いてありました
癒しと絆
今から医師にはなれないけれど、何か心に働きかける活動を見つけたいと最近強く思っています
手や皮膚感覚はとても大切で、人からのマッサージの、気持ちよさでほぐれる心、それが今の時代を生きていく支えになると思います
すごく参考になる本でした!
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スキンシップは大事と言うことだ。
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タイトル通り、人間の手が持っている治癒力について解説した一冊。アルゼンチンの洞窟で発見された手の壁画、紀元前ギリシャの医師ヒポクラテスによる手で触れることによる治療など、まずは手で治す力の歴史について語られ、その後に手を当てる事によって心身が癒されるメカニズムや、他人に触れる事で分泌される「絆・幸せホルモン」であるオキシトシンの効能などについても解説される。今は人の肌に触れるというのが難しい時期だが、スキンシップの効能については理解できた。
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今まで読んだこの手の本の中で秀逸でした
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『触れる』という事ができる自分に感謝したくなる本。
『皮膚は心を持っていた』より少しこちらのほうが詳しく感じた。 -
スキンシップは癒しになる。