普及版・法隆寺: 世界最古の木造建築 (日本人はどのように建造物をつくってきたか)

  • 草思社
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794226716

作品紹介・あらすじ

世界最古の木造建築である法隆寺に込められた、古代日本人の技術と知恵を、豊富なイラストと分かりやすい文章で徹底解説!法隆寺が世界の最古の木造建築であることはひろく知られていますが、その価値はただ古いということにだけあるのではありません。ほんとうの価値はむしろ、これらの建造物をとおして、古代日本人がもっていた技術や知識や知恵を知ることができることにあるのだと思います。しかし、これまで、技術や知恵の具体的なあらわれである法隆寺建築の過程をあきらかにした本はありませんでした。これは、法隆寺の解体修理にあたった棟梁と、建築史家と、建築科の出であるイラストレーターの三人が協力して、法隆寺がどのようにして建てられたかという難しい問題を解き明かした本です。この本をとおして、私たちは古代日本人の技術や知恵が想像以上にすぐれたものであったことを知るでしょう。*本書は1980年に当社より刊行した『法隆寺』の普及版です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 231123-2-6

  • 投票フォーム【建築・食・暮らし】No.7

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

西岡 常一(にしおか・つねかず)
1908年奈良県に生まれる。1995年没。西岡家は、鎌倉時代にはじまる法隆寺四大工の一人、多聞棟梁家につながる宮大工の家柄。明治のはじめ祖父常吉氏の代に法隆寺大工棟梁を預かる。常一氏は幼少より祖父常吉氏から宮大工の伝統技術を教え込まれ、1934年に法隆寺棟梁となる。20年間にわたった法隆寺昭和大修理で、古代の工人の技量の深さ、工法の巧みさに驚嘆したという。法隆寺金堂、法隆寺三重塔、薬師寺金堂、薬師寺西塔などの復興の棟梁として手腕をふるった。文化財保存技術者、文化功労者、斑鳩町名誉町民。著書に『木のいのち木のこころ(天)』(草思社)『蘇る薬師寺西塔』(共著、草思社)『木に学べ』(小学館)『法隆寺を支えた木』(共著、日本放送出版協会)『斑鳩の匠・宮大工三代』(共著、徳間書店)ほか。

「2010年 『新装版 法隆寺 世界最古の木造建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西岡常一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×